解決済み
現役救命士です 救命士になるには3通りの方法があります ①救命士の専門学校を卒業して、国家試験を受験する ②救命士科のある大学を卒業して、国家試験を受験する ③消防士になってから、消防の救命士研修所で研修後、国家試験を受験する 救命士の資格は基本的に消防官にならないと活用できない資格です。 救急救命士法で決まっていて、救急現場と救急車内に限って救命士として医療行為が出来るようになっています。 ですから、救命士の専門学校や救命士科の大学をから救命士の国家試験を受験した人は、 地方公務員試験も合格し消防士にならないといけません。 消防士になってからの研修所は、救急隊として5年以上もしくは2000時間以上の救急実務が条件になります。 年間に研修所に入校できる人数も決まっていますので、希望したからといって必ず研修所にいけるとは限りません。 【救急救命士の国家試験の試験について】 ・試験問題数は200問(午前127問,午後73問) ・試験内容は救急救命士標準テキストに準じています(解剖生理学,救急医学概論,社会保障,病態生理学などです) ・回答方法は,マークシート記入式。 ・5拓式の問題です。 ・中には複拓式(1問の中に答えが2つある)もあります。 ・200問の内,30問位は必須問題があって,80%以上の解答が出来ないと,そのほかの問題がどんなに出来ても合格できない爆弾問題が隠れています。 ・試験時間は午前と午後をあわせて約5時間です ・試験会場は全国で5箇所ほど ・年一回の実施です(3月末) 【地方公務員試験について】 ・一般的に各市町村,若しくは県単位でおこなわれます ・消防士については,地方公務員試験のほかに,論文・面接・体力試験があります ・体力試験の内容は,各市町村よって若干の違いはあります。 一般的には腕立て伏せ,腹筋,懸垂,スクワット,持久走,握力測定,背筋測定などです。 ある程度の最低基準はありますが,募集人数がありますので,受験者にたくさん体力試験の成績が良い人がいると, 最低基準を満たしたからといって,合格できない場合もあります。 ですから何回できたから,何分で走ったから合格っていう明確な基準はありません。 ・採用倍率は、5~30倍程度です。(自分のときは10倍でした。3名募集に30名の受験者)
誰でも試験を受けられるわけではなく、受験資格が必要です。 (1)大学に入学できる者で、*指定養成所で2年以上救急救命士として必要な知識・技能を修得したもの (2)大学、学校、養成所で1年以上修業して指定科目のうち13科目以上を修めた者で、*指定養成所で1年以上必要な知識・技能を修得したもの (3)大学卒業で指定16科目を修めた者 (4)消防法に規定する救急業務に関する講習の課程を修了して5年以上救急業務に従事(または2,000時間以上の救急活動を)した者で、*指定養成所で1年または6か月以上必要な知識・技能を修得したもの (5)外国の救急救命士養成所を卒業、または外国の救急救命士免許を受けた者 (6)法施行の際に救急救命士に必要な知識・技能の修得を終えていた者など (5)(6)は受験前に認定を受ける。また、*指定養成所は「文部科学大臣指定の学校または厚生労働大臣指定の救急救命士養成所」を表し、(1)~(4)は見込みを含む。 高校卒業後に救急救命士養成施設に進学するコースと、☆消防官として救急業務に従事するコースが主流となっています。 試験科目は 1.基礎医学(社会保障・社会福祉・患者搬送を含む) 2.臨床救急医学総論 3.臨床救急医学各論1(臓器器官別臨床医学) 4.臨床救急医学各論2(病態別臨床医学) 5.臨床救急医学各論3(特殊病態別臨床医学) であり、独学で受験できない資格であり養成施設などで勉強してからの受験になるので合格率は90%近い高さです。
< 質問に関する求人 >
救急救命士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る