解決済み
現在農学部の生化学系の学科で勉強をしています。 元々栄養学に興味があり、管理栄養士を目指せる大学を受けようと考えていたのですが、就職が厳しいと聞いてより広く学べる農学部を選択しました。 しかし、講義で栄養学を学ぶ機会は思いのほか少なく、もっとしっかり栄養のことを学びたいという思いが強くなりました。 その思いを実現するためにどのようにしていけばいいか悩んでいます。 今の大学を卒業してから専門学校で管理栄養士を目指すとか、栄養系の大学院に進学するとかいくつかの選択肢があると思うのですが、イレギュラーな進路になるので調べても情報が入ってきません。 管理栄養士の資格にこだわっているわけではないので、自力で勉強したり何かそれに代わるような資格が取れたらいいのかなとも思います。 3年生で進学・就活の時期が近づいていることもあり、大学生活をわりとぼんやりと過ごしてしまっていたので今のまま社会に出ても何が出来るんだろうと不安になってしまいます。 何か強みを得るために、いちばん面白いと感じる栄養学をより深く勉強して今後に生かせたらいいなと思っています。 なにかアドバイスをいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
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>その思いを実現するためにどのようにしていけばいいか悩んでいます。 >栄養系の大学院に進学するとか ☆そもそも、 大学院受験というのは、 (例) 「心臓病の治療に関する食事・食生活の研究がしたい!」 →「心臓病の治療に関する食事・食生活の研究で有名なのは、 A大学院のア教授と、B大学院のイ教授だ」 →「よし! それじゃ、第一志望は、A大学院のア教授研究室、 第二志望は、B大学院のイ教授研究室、 にしよう!」 ・・・といった感じで、 <<<修士論文として書きたいテーマ>>>を研究している教員がいることを確認して、 受験校を決めます。 ※大学院入試の願書には、 「入室希望研究室名」「研究を希望するテーマ」などを書く欄があり、 大学院入試の面接の時にも、 (例) 面接官の教授「どんなことを研究したいのかな?」 →面接官の教授「心臓病の治療に関する食事・食生活の研究がしたいんだ・・・。へぇ~。 でもね・・・、うちの大学院には、心臓病の治療に関する食事・食生活の研究をしている教員は、誰1人いないから、 うちの大学院では、そういう研究は、できないね・・・。 他の、別の大学院に進学したほうがいいと思うよ」 ・・・などと、 いろいろ質問され、細かくきかれます。 →なので、 大学院入試の面接で、 例えば、 「特にありません。 この大学院に入学して、栄養学について、 いろいろ幅広く深く学びたい、と考えております」 ・・・などと、答えてしまえば、 いとも簡単に落とされ、 ほぼ100%確実に、不合格になります。 ☆ですから、 大学受験の受験校探しと、大学院受験の受験校探しは、 全然違いますが・・・。 >自力で勉強したり何かそれに代わるような資格が取れたらいいのかなとも思います。 >いちばん面白いと感じる栄養学をより深く勉強して今後に生かせたらいいなと思っています。 ☆そもそも、 栄養や食生活について、どんなことを学ばれたいのでしょう・・・? ※大学・短大・専門学校に行かなくても取得可能な、食に関する民間資格は、いろいろありますが、 資格によって、勉強する内容は、 じつにさまざまです。 →いくつかの資格を例に説明すると、 ☆食生活アドバイザー 例えば、 ・食べ物や食材が、 畑や田んぼ・農場から、各家庭に届くまで、 どんな風に、届けられているのか? ・日本の、平安時代・室町時代・江戸時代・明治時代や、 アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・中国などの、 食事のマナーの移り変わり ・・・といったことを学びます。 →なので、 例えば、 ・お料理が上手になる方法 ・栄養バランスばっちりの献立作成のやり方 ・・・といったことは、 ほとんどやらず、学べません。 ☆フードコーディネーター 例えば、 ・料理をお皿に、きれいに盛り付ける方法 ・テーブルクロスの選び方、テーブルクロスをテーブルにきれいにかける方法 ・キッチンを使いやすくするリフォーム法 ・レストラン内部のきれいなレイアウトの方法 ・食べ物に関するイベントを実施するうえでの注意事項 ・・・といったことを学び、 最終的には、例えば、 飲食店をオープンしたいと考えている人から相談されたので、 「こんな風にすれば、 女性が1人でも気軽に入れる、オシャレでカワイイ雰囲気のお店になりますよ!」 と、アドバイス・助言をする。 ・・・といった資格です。 →なので、 例えば、 ・お料理が上手になる方法 ・栄養バランスばっちりの献立作成のやり方 ・・・といったことは、 ほとんどやらず、学べません。 ☆食育実践プランナー、食育サポーター、 食育インストラクター、食育アドバイザー、 →例えば、 「学校がお休みで、給食がない土日祝日には、 どんなものを食べさせると良いか」 「子供の場合、 大人よりも胃が小さく、一気にドカッと食べることができませんので、 3食のほか、 おやつとして、おにぎりや焼きいもなどを食べさせて、 エネルギー補給をさせ、 活発に活動できるようサポートしてあげましょう」 ・・・といった、 おもに、「小学生や幼稚園児」などの <子供たちの理想的な食事>について学ぶ資格です。 →なので、 例えば、 ・お料理が上手になる方法 ・メタボの予防 ・糖尿病や腎臓病などになってしまった場合の食生活の工夫のしかた ・・・といった「大人の食事」のことは、 ほとんどやらず、学べません。 ☆ジュニア野菜ソムリエ(初級) ・野菜や果物に多く含まれている栄養は? ・野菜や果物をおいしく食べる方法 ・野菜や果物を、きれいにお皿に盛り付けて、おいしそうに見せる方法 ・・・といったことを学びます。 ※野菜ソムリエというのは、 もともとは、 「八百屋さんや市場で働いている人が、 もっと専門的な勉強ができるように」 ・・・という目的で作られた資格です。 →そのため、 どちらかといえば、専門的・応用的な学習内容が多く、 基礎的な知識があまりない一般の普通の人が取得することを考えた学習内容にはなっていません。 →また、 資格を取得した後も、 更新手数料などの支払いが必要となります。 →さらに、 「野菜ソムリエ(中級)」や「シニア野菜ソムリエ(上級)」といった、 上位資格を取得するには、 中級講座や上級講座の学習が必要となるため、 さらなる追加料金の支払いが必要となり、 かなりのお金がかかります。 ☆介護食士 →例えば、 「うまく飲み込めない場合、 のどに詰まって、むせたりしないよう、 片栗粉などを使ってとろみをつけて、飲み込みやすくしましょう」 ・・・といった、 おもに、歯が悪いお年寄りでもおいしく食べられる調理の工夫について学ぶ資格です。 ☆食生活指導士 →「1日に、どんな食材を、どれくらいの量ずつ、 どんな風な組み合わせで食べれば、 栄養バランスのとれた理想的な食事になる」 ・・・といったことを、 難しい専門用語は、ほとんど使わず、 普段の普通の言葉で、基礎からしっかりじっくり解説してくれます。 →基礎コース(健康な人の食事について学ぶ:食生活指導士二級コース)の学習が終わったあと、 希望者は、追加料金を払えば、 応用コース(糖尿病治療食・腎臓病治療食など、病気の治療の食事について学ぶ:食生活指導士一級コース)を学習することも可能。 →希望者は、追加料金を払えば、 女子栄養大学駒込キャンパス (JR山手線・地下鉄南北線駒込駅から徒歩5分)で、実施される 調理講習会に参加して、 料理について学ぶこともできます。
学びたいとは具体的には何をしたいのでしょうか? 別に貴方は市販の全ての本を読むことができるでしょうし、大学に所属していれば多くの論文も読めます。
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