フリーカメラマンの方、同業の方、もしくはカメラマンの奥様に質問です。

Question

フリーカメラマンの方、同業の方、もしくはカメラマンの奥様に質問です。10年近く婚礼のカメラマンを務めている彼が、冬スポーツ方面のカメラマンになりたい…

その為にこれからの2〜3年でその方面の人脈作りをして行こうかと思う…
と打ち明けてくれました。
もちろん、私としては応援してあげる方向で考えてはいますが、運とご縁にもよっても大きく道のりが左右される世界だと思います。

○フリーで活動されてる方、どの様に最初の一歩を切り出したのか
○カメラマンの奥様、どの様に支えられたのか

体験談やアドバイスを頂けますと幸いです。
（関係ないかもしれませんが、私自身は婚礼のヘアメイク従事者で、それも彼の今後の手伝いになれば…と考えてます）

Answer 1

何処を最初の一歩と定義するかですが、中学生時代に機械弄りが好きだったことや、大学進学で写真の専攻を選択したことを最初の一歩としてみても良いとは思うのですが、プロとして稼げるようになることを志したのは卒業後コマーシャルフォトスタジオに就職してからですから、そこがプロとしての最初の一歩ということになるでしょうか。

質問者さまのその彼についてはまず「冬スポーツ方面のカメラマン」というジャンルの絞り方で、果たして本当に勝算があるのかどうか、という部分を問い質してみるべきだと思います。
カメラマンとはいえ分野が違うと全くの門外漢になってしまう部分もあるので、一概には言えないものの、差し当って「冬スポーツ方面のカメラマン」というものについて客観的に判断してみて、それで稼げるようになるような道筋が、僕にはサッパリ思い付きませんし、沢山の先輩や後輩がいますがそれで飯を食っているという話は、ただの一度も聞いたことがありません。
それでもその彼なりに掴んだ情報なり人脈があるのかもしれませんが（そのどちらも眉唾かもしれないが）、具体的にそれがどうお金に代わるのか、どういったクライアントを想定しているのか、春夏はどうするのかなど、様々聞いてみたうえで、同業種の他の方（その彼の職場の先輩など）に相談してみて客観的にどう思うか、或いはそういった相手がいないのならまたここへ質問しにきてみてください。
あなたも門外漢ですし分からないかもしれませんが、生計を同一にする者である以上は、わざわざ貧乏になろうとしているのを止める権利はあると思います。

よもや彼が知らないということはないかとは思いますが、お金になってこそのプロです。どれだけ優れた写真を撮っていても、それがお金にならないとプロではありません。
きっとその彼はウィンタースポーツがお好きなのかもしれませんが、お金にならないのであれば素直に他に生業を見つけて、その撮影は趣味として継続するべきです。
好きな被写体がファッションやフード、ジュエリーや建築等、それなりに良いギャラを払ってくれるクライアントがいる分野でしたら（東京か海外に限られるが）分野を絞ってカメラマンになることは、決して悪い選択肢ではありませんし、僕もそれでそれなりに稼いでいます。もっと稼いでいる先輩後輩も幾らでもいます。
しかし、繰り返しにはなりますがお金にならないと全く意味がありませんので、お金にならない分野を志す場合は、趣味に留めて生業は他に持つべきです。

たとえばウィンタースポーツの広告写真など、スノーボードのメーカーやスキー場などをクライアントとしてそういったお仕事が、無いこともないとは思いますがそれだけで食べていくには無理がありますし、「冬スポーツの撮影以外の事は考えたくない」というのでしたらもうそれを生業にしようとする場合、貧乏生活になることは目に見えていますし、我侭が過ぎるというものです。
婚礼撮影が嫌になったという気持ちは分からなくもないのですが、それならほかの撮影等もこなせるようにスタジオでイチから修行しなおすか、それが嫌な場合は素直に普通の営業職にでもなって、休日にウィンタースポーツの撮影を楽しまれるのが適切なんじゃないかなと。

Answer 2

以前、フリービデオカメラマンを生業としていました。主に婚礼・発表会・葬儀・講演・PRビデオが仕事でした。スキーを30年以上経験があり、在住市のスキー連盟に所属していたので、冬も仕事にこまりませんでしたが、1級を所持したからだと思います。冬スポーツは、その上級の資格を持ってないと難しいと思います。既存の仕事をしながら、アルバイト感覚でしばらく動向を見てはと思います。

Answer 3

分野を限定しないで今の仕事を大切にした方が良いですね。とにかく仕事になっている撮影を捨てないこと。今の時代カメラの仕事って縮小してますから東京でなければ特定分野だけはかなり難しいですよ。冬スポーツなんて冬しか稼げない。人脈はどの仕事でも重要。今はフリーではなくて婚礼会社勤務？人脈ではないがカメラマンと人間関係構築して仕事拡大していく人が多い。つまり紹介したりされたりですね。人脈ってWINWINの関係から成り立つ。直接のクライアントを掴みたいなら経営者の集まりに出て名前を覚えて貰うや人間関係構築。カメラマンというお仕事は撮影して欲しいと言われてビジネスになるお仕事ですし、周りは全てライバルですからね。

Answer 4

専任のプロフェッショナルでも、一分野だけの仕事しているのは稀

今の婚礼で日銭を稼いで、空いた時にスポーツカメラマンをしたら良いのでは？

スポーツ系撮影をする知り合いもいますが、婚礼や普通のプロフィールも撮っていますよ！

お二人のお店を持って、知識と経験を活かした、こだわった撮影などできたら楽しいですね！

可能であれば代わりのカメラマンを雇って、分野分けできると良いのですが、今の時代に雇うのも大変ですし、ましてやカメラマンの仕事も多いわけではないですからね！