消防の中には消火活動を行う消防隊(警防隊・ポンプ隊・消火隊とも呼ばれる)の他に、人命救助を専門に行う特別救助隊(レスキュー隊)、救急車で傷病者の搬送を行う救急隊があります。 特別救助隊は火災現場でも消火より人命救助と人命検索を優先しますし、火災以外でも地震や水害など自然災害時の捜索救助や交通事故で車に閉じ込められた人の救助などを行います。消防隊からさらに選抜されているためになる為には、厳しい選抜試験がある消防もあれば、希望や上司の推薦・辞令でなれる消防もあります。 東京消防庁や政令指定都市、中核市など都市部の消防には特別救助隊からさらに選抜された特別高度救助隊や高度救助隊が設置されています(この特別高度救助隊は消防ごとにハイパーレスキューやスーパーレスキューなど通称名がつけられています)。 救急救命士は救急現場から病院までの間、救命処置を行う事ができる資格です。 簡単に言うとこの資格を持っている救急隊員は通常であれば医師にしか行えない処置の一部を行う事が可能になります。 消防によっては特別救助隊の資格者は特別救助隊、救急救命士の資格者は救急隊の配属になるとこもあれば、地方の消防などでは特別救助隊も救急隊も関係なくなんでもやる消防もあります。 また、救急救命士の資格を持っている特別救助隊もいます。しかし、救急救命士の資格はあくまでも救急隊で必要な資格であり、特別救助隊が持っていてもあまり意味がない気がします(ただし、東京消防庁のハイパーレスキューや政令指定都市の特別高度救助隊などには救急隊が入っていけない場所でも観察や応急処置を行えるために救急救命士が配置されています)。
< 質問に関する求人 >
レスキュー隊(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る