解決済み
デザインの仕事で質問です。 先程の回答で不動産屋が与信0とありましたが ユニクロの社長やソフトバンクの孫さんが 勧める本で藤田田「ユダヤの商法」があります。 「契約書は絶対書け!」とあります。後でもめるもとになるそうです。 アメリカは契約社会だから 画廊も口約束でなく書類契約だそうです。 日本の画廊は口約束です。 小川さんも書類契約を浸透させようと思ったことはないですか? 不動産業界の常識を浸透させようと試みたことはありますか? 「納期があいまいな人とはやらない。」とか 不安に感じたらやらないようにしていますか? デザインの仕事はデザイン的才能だけでなく 人を見る目がないと仕事はできないと思います。 周りを観察していないと 他のデザイナーと同じ失敗をしたりします。 コシノヒロコはパリコレ出展で、 採算がとれなく、 有名なデザイナーが消えていくのを見て パリコレ出展をやめたそうです。 人を見る目はどうやって養えばいいですか? 骨董と同じで失敗するしかないですか?
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『ユダヤの商法』も読みました。藤田さんがその前に書かれた『金持ちラッパの吹き方』という本も面白かったです。私も非常に影響を受けました。もともとは女の子のヌードが一杯載っている雑誌に連載していたものをまとめたものです。私はその雑誌を毎月買ってて一生懸命読んでました。 でも一番影響を受けたのは、伊東光晴という経済学者が書かれた『サービス産業論』という本です。これは放送大学のテキストだったと思います。サービス業とは何なのか。価格はどのように決まるのかについて詳しく分析、解説してありものすごく勉強になりました。 もし、読む機会がありましたらお勧めします。 その『サービス産業論』のなかに、電気や水道、電話代のようなものには基本料金というものがあり、電車やタクシーには初乗り運賃があります、これが何なのかが説明してあり、これがわかったとき、自分の仕事の見積もりに活かせるようになりました。またお客さんとの価格交渉でも理論的に説明できるようになりました。 目の前の相手との交渉よりも、まずは自分のスタンスをしっかり持つことだと解ったのです。 だから、相手を見て値段をつけるのではなく、仕事の内容に応じて見積もれるようになりました。 こうなると相手も私の足元を見て値切ったりしにくくなります。 アルキメデスは「私の足場を与えてくれたら、私は地球を動かしてみせる」と言ったそうです。 私はデザイン業界全体が、自分たちの仕事が「サービス産業」のひとつであることを理解して、整合性のある価格体系を構築すべきだと思っていますが、実際のデザイン業界は、相手の足元を見てスキあらば、少しでも高く売りつけよう。あるいは競合しているライバルの悪口をお客に吹き込んで、足を引っ張ろう、みたいな連中が多いんです。私とは次元が違いすぎるのです。 これはデザイナーを育てる学校の教育内容がそもそもだめなんだと思います。デザイナーのたまごを育てる先生自体がデザインという仕事を、どのようにお金につなげてゆくかについて教えられないからです。 請負仕事はどうしても、発注者(お客様)側が生殺与奪権を持つわけですから、受注する側は発注者の示す条件を受け入れざるを得くなります。 これを逆転しようと思ったら、ほかの人には出来ないようなデザインをすればいいと考えるわけです。 でも、世の中そんなに甘くはありません。自分より才能のあるデザイナーなどいくらでもいます。 結局はこつこつ時間をかけて信頼を獲得し、その上で信頼できる、いいお客さんだけを残してゆくことだと思っています。 つまり、ろくでもない客のせいで不快な思いをしても、それはいいお客さんと出会うためのコストだと思えば良いんじゃないでしょうか。 私は私を正当に評価して信頼してくれる人のために、まじめに一所懸命仕事をして、時々新しいお客さんが来てその中から、良いお客さんを残し、だめなお客とは付き合わないようにすることで、いいお客さんを少しずつ増やしてゆく、ということでしょうか。 なにしろ、つき合ってみないとわかりません。 そういうことで、私もいっぱい失敗しました。
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