１級建築士の方に質問です。来春から大手ゼネコンに就職が内定した息子から、１級建築士を受験するために民間業者の試験対策講座…

Question

１級建築士の方に質問です。来春から大手ゼネコンに就職が内定した息子から、１級建築士を受験するために民間業者の試験対策講座を受講したいと言ってきました。費用が１２０万円くらい掛るのですが、現時点で必要なものなのか建築分野の見識がなく判断できません。アドバイスをお願いします。

Answer 1

おそらく「総合資格学院」の2年コースだと思われます。

一級建築士の資格取得の学校は、「総合資格学院」と「日建学院」の2社が、シェアの殆どを占めています。
その内、総合資格の方が金額が高く、合格率もやや高いというのが、ここ数年の状況です。

現状は総合資格が年間89万、日建学院が67万のようですね。

ただ勘違いしやすいのが、学校に行かないと受かるのが難しい資格ですが、実態は学校に行っても殆どの人が落ちるという点です。(プロしか受けない試験で合格率が15%なので当然ですね。)

教材を揃えても、結局は相当な勉強をしなければ合格ラインに到達できません。どれだけ真剣度を上げられるかで決まります。

気持ちに余裕のある2年前の勉強なんて身になりません。1年前からの勉強で十分だと思いますよ。また、一次試験の学科と二次試験の製図でコースを分けられるので、割高ですが分けた方が良いです。あと、お金は出してあげずに、銀行から借入させた方がいいかと思います。(その120万は結婚祝いにでも取っておいてあげて下さい。)

最後に、学校も安い方を選んだ方が正直良いかと。

Answer 2

受験資格が有ると言う事は、４年制大学の建築学科を卒業予定です。
独学で受験すべきです。
何の為に４年間も大学通ったのですか？

Answer 3

一級建築士試験には、一次試験と二次試験があります。それぞれ専門学校に通う受験生が多いのです。一次試験なら独学でも合格可能ですが、圧倒的に専門学校へ入学した方が合格しやすいのです。二次試験は専門学校へ通学しなければ、まず合格できません。
よって、一次試験なら50万円、二次試験40万円ほどの学費が必要になります。
120万円は、少々多過ぎると思います。ちなみに一級建築士試験の一次と二次試験の両方に合格する合格率は、昨年度7.5％でした。つまり、100人が受験して93人が落ち、7人しか合格できない超難関の国家資格です。
1年で合格できるのは稀です。何年もかかるので、100万円から200万円くらいの投資は覚悟する必要があります。
しかし、社会人なら、学費は自分で支払うべきです！親がそこまで負担しては、真剣に勉強するとは思いません。自分で稼いだお金で学費を支払ってこそ、一級建築士に真剣にトライできるのです！
なお、ゼネコンで出世したいなら、一級建築士は必修です。早くとることが出世の早道です。もし、一級建築士を取得できなければ、どんどん同期や後輩に抜かされて窓際族になります。
息子さんには、社会人なら自分で支払うように言って断わった方がいいと思います。十分、両親は大学の学費を負担してきてるでしょうから、甘やかす必要はありません！そんな甘ちゃんな考えをしているなら、一級建築士には到底合格できません。
なお、一級建築士は、大学を卒業して２年間の実務経験が必要ですので、大学を卒業して社会人になってから、専門学校へ通学することになります。大学在学中には専門学校へ通学しても受験できない以上は無意味なのです。

Answer 4

ゼネコン出身 １級建築士です。
大学院卒ですか？
４年卒であれば、２年実務経験を経て、１級の受験資格を得られるので少し先です。
資格予備校の受講料だと思いますが、１２０万は高い気がします。私も受講しましたが、随分前とは言え５０～６０万くらいだったような記憶です。
「日建学院」「総合資格協会」で検索すれば、受講料は分かると思います。

もしもですが、４年卒だと２級建築士の受験資格はあります。
２級建築士＋１級建築士取得コースとかではないでしょうか。
個人的には、２級を受験する必要はなく、２年の実務経験後に１級挑戦でよいと思います。

１２０万は高いと思いますが、多くの１級建築士資格取得者は、資格予備校にお世話になっていますので、費用はかかります。
独学での合格は容易でない資格（合格率１０％程度）です。