解決済み
高校3年で病院薬剤師になりたいと考えています。病院薬剤師は現在薬の副作用等を調べる為に聴診器等を使えたりできるようになりましたが今後はどこまでできるようになるのでしょうか? 採血や点滴等もできるようになるんでしょうか? 薬学部が6年制になってからどのようなことができるようになったか、今後どのようなことができるか等教えていただきたいです。
現役薬剤師の方がいましたらバイタルサインの為に聴診等をしている方、していない方の話しも聞けたら良いなと思っています よろしくお願いします! ベストアンサーは色々な方の話を聞いてから決めたいと考えています。
206閲覧
どうしても薬剤師の将来の話になるときに採血ができる点滴を打てると言う話になりそこで議論が白熱し話が停滞してしまいます。 薬剤師、特に病院の薬剤師の役割を考えた時に採血をするのが薬剤師の仕事でしょうか? 点滴を定期的に取り替えるのが薬剤師の仕事でしょうか? 薬剤師の仕事としては薬物治療のコンサルタントのような役割が今後期待されているのではないでしょうか? 昔の医療であれば一人の人が全てできる事が良しとされていました。 しかしチーム医療になってきた今、一人の人がその人だけに負担をかけ、独り善がりになりながら行うのではなくチームで協力し仕事をすることが求められます(特に病院薬剤師が活躍するような現場においては)。 薬物治療のコンサルタントの役割を持つならば、薬剤師が薬学的な判断をしたい場合に判断に必要なデータ、判断の根拠となるデータを読みとく力がある必要があります(医師と同じ視点ではそれは医師なわけで別の視点、つまり薬剤師の視点でということです)。 まずはそこです。 次に薬剤師の視点が有益だとして 採血を自らしなければデータが集まらないのかという点です。 チームにおいては自ら率先して採血をする必要はそこまでないでしょう。(もちろん自らできた方がいいでしょうが) それよりも「必要であるから検査部さん検査をしてください」とお願いする権利を獲得する方が良いのではないでしょうか? チームの中には検査のプロがいます。 わざわざ薬剤師が採血をしにいき検査キットにかけて検査データを取り出してレポートに出力してという時間を使わなくても専門家がいるわけです。自ら検査をする時間でもっと他の患者さんに対して薬学的なアプローチを行う方が有益性が高いのではないでしょうか? 残念ながら現状「データが必要だから検査部に検査をしてください」とお願いする権利は薬剤師にはありません。(一部試験的にやっている所を除く) それどころか、現状検査データなどデータから薬物治療に対して「薬剤師としての視点で」アプローチを行う事すら一部で行われているだけです(こちらは最終的には薬局薬剤師にも浸透しないといけないのではないでしょうか?)。どうしても薬剤師としての視点がなかなか確立されていないのです 。結局医師と同じアプローチをしてしまったり(これなら別にわざわざ薬剤師が言わなくてもいい話です)、どんなアプローチをしたら良いか確固たるものがないのが現状です。 確固たる視点が無いために採血をするにしろ、検査をお願いするにしろ説得力が無いのではないでしょうか。 もちろん先進的な取り組みをしている病院はありますが、まだまだ全国的ではないですし、究極言えば薬局薬剤師まで薬剤師としての視点やアプローチが浸透しないと薬剤師としての役割が産まれてこないように思います。 薬学を目指されるという事ですので将来的には是非ともこの薬剤師としての視点を確立することを目指して下さい。そして日本中に広めてください 正直な所周りに流されて何となく仕事をしているだけになりがちですし、自分も偉そうな事は言えない流されている人間です。私みたいな流されている人間は反面教師にして下さい。
病院薬剤師で聴診器を使っている薬剤師はほとんどいませんよ。相当ハイレベルであれば別ですが、基本的に病院には常に医師がいるので薬剤師がわざわざ聴診器を使う事がないのです。 採血や点滴に関しても、今後行えるようになったとしても、おそらく看護師が常にいるので薬剤師が行う事はまずありません。 実際に聴診器を使う可能性がある薬剤師は薬局薬剤師です。特に、在宅医療を行っている薬剤師さんは医師がそばにいる訳ではないので、聴診器を使ってバイタルサインを確認し患者さんの状態を把握します。もし異常があれば医師に連絡し、対応します。 病院薬剤師は基本的に薬剤を用意する事(調製含む)、薬剤の管理(麻薬など)、薬剤に関する情報提供、患者さんの情報収集が主な業務になります。
< 質問に関する求人 >
薬剤師(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る