解決済み
日本においてスーツを着る意味が分かりません。 「ビジネス=スーツ」 これが私には理解できません。 最近は必ずしもスーツ必須という訳ではありませんが、それでもまだ、お年を召した方や真面目?な人にはビジネスにスーツは絶対!な物になっている様です。 そもそもスーツとは英国人が農民服として、自分たちのスタイルに合わせたものが原型であり、一般的な日本人の短足・頭デッカチのスタイルには合わない服装です。(ビジネススーツの原型のサックスーツは米国発祥…説明は割愛) つまり、多くの日本人にとってスーツは似合わない服なのです。 更にいうと気候の問題…ご存知の通り日本は高温多湿の気候、それなのに多くのスーツ人たちは照りつける日差しの中、黒いズボン黒い上着に身を包み灼熱地獄の街中を闊歩しています。 自分の意思で上着を着ている人もいれば、きっと世間体を気にして上着を脱げない人もいることでしょう。 パフォーマンスの低下は目に見えているでしょう。 スーツには革靴を履くのが一般的ですが、それも理解できません。 なぜに革使うの?臭いよ?布でよく無い? まぁ、革製品については私の仕事上あまりマイナスなこと言えないのですが。 私のもやもやしている事はなぜ日本ではスーツが正しいビジネスファッションになっているのか、あとなんでスーツが正装みたいになってるのかが疑問です。 私は別にスーツの代わりに束帯やパジャマで仕事しろと言っているわけではありません(こういう事いうと極論を言う人がいるので)単に疑問なだけです。 あと、「みんなが着てるから」とか「そういう決まりだから」とかは求めてませんので、その理由を聞いています。
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6人がこの質問に共感しました
問題提起としては至極真っ当だと思います。 夏場には「超」高温多湿になる日本で、外来の服飾文化を頑なに維持し続けることにいかほどの意味があるのか、たとえば個々人のパフォーマンスとか、省エネとか、そういう観点から見て、必ずしも合理的といえるものではないですよね。 そこは万人が同意すると思います。 一方、仕事着には着ている人間にとっての合理性とは別に、顧客や取引先、あるいは上司・同僚・部下等々の他者から信頼してもらう、という目的もあります。 他の回答者様の言うように、スーツは仕事で会う相手のために着るものなのです。 個人的に私はスーツもネクタイも大好きなので、戦争に勝った国の文化だから、という理由以外に、信頼されるための服装として洗練された美しさがあるからこそ、世界中で採用されているのだと理解しています。 好むと好まざるとにかかわらず、現在世界中の政治やビジネスの場面で採用されている「スーツ=フォーマル」という服飾文化の下では、一部の宗教上の理由で自国の文化の伝統を優先している人以外は、現実的にそれ以外の服装を着ても許される根拠がありません。 サミットなんかで外国の要人と日本の政治家が会議するとなれば、当然世界のルール(かつての戦勝国のルール)に合わせざるを得ませんし、国際的にそれがフォーマルと決まれば、日本国籍の大企業はその基準に合わせざるを得ませんし、その大企業と取引のある中小企業の社員まで、みんながスーツを着る以外になくなります。 グローバル化と(と温暖化)が進んで、国ごとの気候とそれに合った服飾文化に対する相互の理解が深まれば、やがて状況は変わっていくかもしれませんが、それには50年、100年単位の時間がかかるでしょう。まあ、400年ぐらい前までちょんまげつけてたんですから、数百年後にネクタイをつける日本人がいなくなる可能性は十分あるでしょうけどね。
2人が参考になると回答しました
結論からいうとスーツに変わる衣類がないからでしょう。 日本は、明治以降は主に英国、戦後は主に米国の影響下にありますから、洋装文化が浸透しています。ビジネスにおいてもホワイトカラーのスタイルが当然のようにトレースされてきたのではないでしょうか。 現在のスーツは、軍服→フロックコート→ラウンジスーツの流れを汲んでいるので、所属や身分を表す『記号』としても機能しているのでしょう。スーツを着る理由は、スタイルに合うとか、気候に合うとかではなく、この記号としての機能が大きいと思います。 スーツは今やワールドスタンダードとなっているのは、国際会議などをみれば自明ですよね。各国首脳の会談などは殆どがスーツです。プーチンはわざわざ防寒着で来たりしませんよね?笑 勿論、宗教的な理由や文化的なアピールで民族衣装を着られる方もいますが、これも記号的に解釈することができます。 日本国内では和装文化は衰退してしまったので、基本的には洋装を前提としています。そうすると社会的な記号機能を持つ洋装としてはスーツがあり、これに変わるものがないのが現状ではないでしょうか。 勿論、暑さ対策などの機能を優先すれば、もっと機能的な服装があるでしょうね。ジャケパンやポロシャツでもいいかもしれないし、実際カジュアルな服装を採用されている職場も多いと思います。こういう職場ではスーツのもつ記号機能が不要なのでしょう。 ただ、もう少しマクロな視点で記号機能を求めた場合、やはりスーツ以外に妥当な選択肢がないと私は思います。 ところでスーツってそこまで着づらいですか?デニムなどに比べると薄手で軽いし、ジャケットオフが常態化している日本では1枚で温度調節できるし、夏用スーツはそこまで暑くなく、冬用スーツはそこそこ暖かい。 上下セットだから生地のコスト面も良く、コーディネートも楽で、シャツとタイだけで変化を付けられる。動きやすさもそこそこ。 勿論スーツでスポーツしろって言われたら無理だけど、そもそもスーツを着るような職種ではそこまで動かないですからスーツって機能的にも十分だと私は思うんですけどね。
1人が参考になると回答しました
日本は幕末期にアメリカに武力で脅迫され開国したとき以来 一貫して欧米列強に追いつくことを国の政策として推進してきました。 その手段として 日本古来の伝統的文化はすべて時代遅れの劣ったものとみなし、 良いものはすべて欧米由来の舶来品であるという通念を普及させ、 あらゆる点で欧米人になりきるかのようにサルマネすることが 推奨され、国民に浸透しました。 スーツ着用も含めてビジネスマナーもその一環であって 現代でもその習慣が続いているということですね。
1人が参考になると回答しました
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