解決済み
高卒だと云々というのは、国家一般職(高卒程度)の試験に合格すると…という話だと思います。 国家「一般職」と書かれている通り、総合職ではなくて一般職なんです。 一般職とはなんぞやというと、比較的補助的で決まったお仕事のことを指します。(書類を受け取るとか、数字を入力するとか) 民間企業で制服を着て経理をやってるOLさん…一般職というとそういう仕事のイメージです。 もちろん一般職に就くのは女だけとか、仕事内容が簡単ということではありません。 省として運営していく以上、誰かが事務処理をしたり経理をやったりするわけですから、性別関係なく誰かが担う大事な仕事の一つです。 外国に行く仕事ではないとか、出世できないとかは厳密には不明です。 回答になってなくてごめんなさい。 でも、この高卒程度の試験では外交官を探しているんじゃなくて、国の組織における事務方を募集しています。 国家一般職の採用案内にも「定型的な事務をその職務とする係員の採用試験」と書かれています。 なので、高卒程度の試験を受験するなら、外務省に入省しても、国外に出るような仕事を担当するとは思えません。 しかし、逆に言えば国家総合職や外交官の試験に合格すると、外国へ行って仕事をすることになると思います。 例えば外交官の採用試験(=外務省専門官職員採用試験)では、 ・憲法、国際法、経済学から2つ選んで解答。 ・教養科目に加えて時事問題と、外国語和訳、和文外国語訳。 この2つを受けねばなりません。 学歴は関係ないので、日本国籍で21歳以上なら高卒の人でも受験できます。 内容はちょっと難しいですが、これに合格したら外交官です。外国に行ってお仕事をします。 外国に行ける行けないはこういう仕組みになっています。 また、出世に関してですが、国家一般職の試験は高卒程度と大卒程度があります。 大卒程度の試験で入った人たちも同じように定型的な事務方の仕事をやります。 主任≒役職に就くことと考えると、高卒の人と大卒の人がいて、どっちを肩書き付きの上司にするかって感じですかね。 もちろん現場では、仕事ができる人が重宝されますから学歴なんて関係ないとは思います。 公務員の出世は割りと年功序列。それから昇任試験。となっていますから、あまり心配しなくて良いように思いますよ。
なるほど:1
まず、海外での勤務ですが何年か本省で勤務して希望で在外公館で働くことはできます。ただ、それは一時的なことで基本は東京の本省です。在外公館での仕事も本省での仕事と同じものです。たとえば経理とか出納とかビザ発給の手続きなどそのレベル。 何しろスウェーデンに行けば窓口ではスウェーデン語が必要ですが、それは現地でスウェーデン人を採用します。日本にある外国の大使館も窓口要員として日本人を採用しています。 外交に関する仕事はキャリアと外務省専門職員の仕事です。 次に定年間近になっても主任にすらなれない。。というのは極端ですが課長職や同程度の室長になれないのは確かです。国家公務員本省課長・室長というのはいわゆるキャリアが30代でなる役職でした、そこに58歳の課長を据えることはどの省庁でもやっていません。 外務省専門職員でさえ、運が良く能力があっても定年間際に本省室長がやっとです。外務省は階級社会である公務員社会の中でもとりわけ入り口が重視されるところです。 採用される職種は三つしかありません。キャリアー年に20名程度、外務省専門職員ー年に40名程度。そして高卒一般職員・・・大卒一般職の採用は技術職だけで事務職はありません。彼らも外交官になる道は閉ざされています。 さらに外務省は国内に出先機関というものが全くないわけです。これが他の省庁との大きな違いです。他の省庁でしたら「出先機関の課長」くらいにはなれるかもしれませんが、本省だけの組織である外務省では可能性は全くありません。 外務省のhpを見れば内部登用制度があるわけですけれど、これがなかなか形だけというのは常識です。 国家公務員で高卒ということは、それなりの覚悟と諦めが必要です。自分と同じ年齢の東大法学部キャリア採用の人間がいきなり自分の上司になる・・それは当然の社会です。
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