>年間何千人目指して何千人挫折する これはもちろん正確なデータなんか出せないですね。 私自身の経験だと、漫画を多少でも読む人なら知ってるような、けっこう有名な少女マンガ雑誌で ・1000人投稿してデビューが10人 ・そのデビューした10人のうち、漫画で生活できるようになったのが0人。 って感じでしょうか。 なので、「ちゃんと漫画を仕上げて投稿できる志望者のうち、漫画で生活できるようになる確率は千分の一以下」くらいかなと思います。 漫画を仕上げたこともない志望者も数に入れると、5万分の一以下くらいじゃないでしょうか。だいたい「自称漫画家志望」のうち、本当に漫画を投稿できる人間は50人に1人くらいだと思うので。 >漫画家以外にクリエイティブな仕事 これは難しいです。というのはクリエイティヴというのは「創作的」ですので、基本物を作る仕事はすべて当てはまると言っていいでしょう。 しかし多分質問者様が考えているのは、工場のラインで接着剤をくっつけるような仕事ではなく、「何を作るのか考える」ブレーンを含むような仕事かと思います。 それは漫画家、作家、画家などの作家業か、会社員ならばメーカーのいわゆる企画職になるかと思います。 企画職はどの会社でも花形であり、いきなり目指せるようなものではありません。 たとえばデザイナーの場合、企画にあたるのはアートディレクターになるかと思いますが、これはデザイナーとして下積みを何年も続け、その中で選ばれた人間だけがなれるようなものです。 なので、いきなりそこを目指すのではなく、まず下積みにあたる職業を目指すことになるかと思います。
年間漫画家志望者は30万人以上いると言われています。 ピクシブやコミッケなどの参加者の数の多さからもそのぐらいは いるのかも知れません。 漫画で一生食べていけるぐらい稼げた人は過去100年でも 300人もいません。過去の志望者は全体で3000万人ぐらいなので 10万人に1人ぐらいがプロになれて一生食べていけます。 (ここでいうプロつまりは漫画家とは300人に入る人のみです。 そうは言ってもサラリーマンの生涯賃金以上漫画で稼げた人 というそれほど稼いでない人も入れての話です。 それでもここまで少ないのです) 東京大学卒業者数だって27万人ぐらいいます。 各都道府県トップ大学卒業者や偏差値60以上の大学卒業者 は過去に1200万人以上います。 そう考えると漫画がいかに難しいかがよくわかります。 以前、2ちゃんねるでもジャンプで連載することは 東大理Ⅲ(医学部=卒業者は過去1万人ぐらい)合格ぐらい 難しいとか議論されていました。 普通の人にとってはそれほど漫画は難しくて 多くの人にとっては漫画家に向く人は本当にいないのです。
実は漫画家になること自体は そんなに大変じゃありません。 例えばpixivにちょっとイラストを投稿するだけで ちょっとでも目ぼしい人はすぐどこかから 漫画やイラストの執筆依頼が来るものです。 これを見れば、デビュー自体はかなりちょろいと考えて良いでしょう。 ただしちょろいのはデビューだけ。 読者の反応が芳しく無ければその作家は「ハズレ」扱いになり 次以降のチャンスは極端に少なくなります。 かつてはほっといても仕事が来たのに 今はあちこちにこちらからアプローチしても 返事なしの梨の礫状態なのも珍しくありません。 そんなわけで、ちょっと漫画が上手い人たちの多くは あえてプロを目指さずに同人誌どまりだったりします。 なんせ同人誌はボツなしで出せますから 描きたい漫画を描きたいままに描けますし 本の単価相場が高いですから 収入に関してもプロよりも稼げるケースもあるほどです。
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