解決済み
総合商社は日本にしかない特別な業態だと聞きました。 実際に自分でも調べました。 その背景、影響はどのようなものだと思いますか? 答えはないかと思うので、どなたか考えをお願いします。
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余りのも概念的な質問で回答に困りますね。質問者も実際自分で調べられたとの事。その発祥は各会社の「社史」を見ればよく判ります。一口で言うと、「戦前に興隆した三菱、三井、住友等の財閥が戦後(第二次大戦後)各部門に解体され流通部門を担っていた機能がその後、再集約、各「商社」として、独立発足したもの」と、解してよいでしょう。その後、日本の各国を大きく引き離す経済的発展が商社機能を膨張させたものであるでしょう。これとは別の見方で、日本の経済的発展の過程で、その発展に大きく寄与した、つまりその媒体となったのが「総合商社」でしょう。日本の高度経済成長が終わると一時「商社無用論」が、語られました。しかし、その当時の総合商社が主として、商売の仲介によって中間利益を得ていたのですが、現在の「総合商社」は、昔と大きく違い「日本の会社が不足していた、ソフト面、つまり商売のノウハウ、企画、リスク負担等を共有し、将来の果実の一部を得る」と一口で解して間違いないでしょう。つまり「各銀行グループが有する(金融研究所)的」側面を持ち、一般製造会社はいうに及ばず、流通、金融等の広い分野で「商社の有する人的頭脳、情報収集力を生かし、関係する会社と共に、より良い結果、利益、発展を得る」機能としての面を濃く持っています。その様な点において、他の国には余り見慣れない組織体でしょうが、現在では、日本の経済に大きい影響力を持っています。大手の「総合商社」では、各部門(例えば、鉄鋼、資源、情報等部門)が、独立した「会社」のように、有機的に機能しフレキシブルに活動していると理解して間違いないほど、大きな存在となっています。
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