解決済み
会社員でプログラマをやっている人の場合は、その人の努力と、その人の勤める会社による、と思います。 ひと昔前、「スーパー SE」という言葉が、ちょっとだけもてはやされかけた事がありますが、「スーパープログラマ」と言うべき人達は、わずかですが確かに存在していて、会社によっては技術職として優遇しているケースがあります。 このような場合、管理職には進まず、「炎上」したプロジェクトがあると鎮火のために送り込まれ、1ヶ月ほどで事態を収束させる、という働き方になります。 しかし、そんなスーパープログラマは本当にごくわずかで、そうでない凡夫は、年を取るとキャリアアップせざるを得ません。 転職と言うか、成長です。 理由は少なくとも2つ挙げられます。 1つは、(特にプログラマでなくとも)人並みの現場能力しか無い人が、いつまでも平社員で居続けるのは難しい、という事です。 たとえ課長以上になれなくても、役付きを目指すのが常道です。 もう1つは、体力的な問題です。 プログラマは、ある意味「歯車」なので、相当程度の体力が必要です。 本当は頭脳労働であるべきだとは思うのですが、残念ながら、現実はそうではありません。 (だからこそ、 http://gigazine.net/news/20151116-sierquest/ のような、労働環境を揶揄するゲームが作られたりします)
他の業種でもありますよ。 溶接工は若者しかできない、ただ、実際は年配の方も多数やっています。 経営サイドの裏読みをさせてもらうと、仕事のできる人は、高給取りですから、追い出したい人がいるのではないでしょうか。
話の骨子としては、プログラマとは、いわば平社員なので、その辺の年で、平社員だと、将来性がないから、天職するか、その上のSEとかの職種を目指しましょう。 ってことです。 だから、一生平社員でもいいんで、プログラマでいいですよ。 という人は、まぁ、会社によっては徹夜作業とかあるんで、若くないときついとは思いますが、それでもいいってことかと。 専門職人としての、プログラマは優遇されると思いますしね。
一口にプログラマといってもいろいろな仕事があります。 20代前半ぐらいまでは自分の仕事だけやっていても許されますが、30代になれば自分のことだけでなく、後進の育成やチーム全体が効率的に機能するための仕事もしなければいけません。40代ともなればさらに会社の技術的な代表として顧客と直接折衝する機会が非常に多くなるでしょう。 つまり、いつまでも若者気分で自分の仕事しかしない人たちは、30代、40代の経験を積んだプログラマに要求される仕事ができなくて脱落していきます。多くの会社ではプログラマとSEの職種が分かれていて、プログラマもいずれはSEになるような慣習がありますが、それは経験を積んだプログラマに対する適切なポストが日本の会社には少ないからではないかと思います。 35歳で転職を余儀なくされるプログラマは、少々厳しいとは思いますが自分のキャリアマネジメントに失敗してしまった結果だと思います。ある程度プログラマとしての仕事ができるようになった人は、自分の技術的なスキルアップばかりに目をやらずに、いかに組織の中で自分の影響力の及ぶ範囲を広げていくかということを考えた方がいいでしょう。
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