コンサルティングの仕事について教えてください。 コンサルティングと一言で言っても、 色々な職種があると言う事を聞…

Question

コンサルティングの仕事について教えてください。

コンサルティングと一言で言っても、
色々な職種があると言う事を聞きました。自分は親の都合で海外(英語圏)で育ち
高校から日本に戻りました。

海外へ行ったり、海外と頻繁に
やり取りが発生するような
仕事に就きたいと思っております。

対外国の企業へアプローチ(営業)をかけたり、
渉外的な業務にも携わりたいです。

自分はシステム等には興味が無く、
M&Aや吸収合併等の業務に
従事できればと思っております。

このような場合、どのような企業や
ポジションが適しているのでしょうか？
詳しい方教えてくださると幸いです。

以上、宜しくお願い致します。

Answer 1

言葉ができるだけではウリになりません。
コンサルタントって二通りいます。ひとつは、自分が専門分野をよく知っていて、お客にそのノウハウを提供する人々です。もともとのコンサルタントはここから始まりました。
もうひとつは、コンサルティングファームと称する会社にいる連中です。MBAホルダーなどが就職したがるジャンルです。ここは企業の問題を解決すると称していますが要するに「俺は頭がいいから、どんな問題でも答えを見つけてやる」という人々です。10年近く前まではそのはったりに多くの企業がひっかかりました。しかし、役に立たない紙の束をもらうにすぎないことがわかってから、あまり頼む企業はなくなりました。頭がいいはずなのにやっていることはマヌケです。

M&Aなどは金融機関の仕事です。実務は投資銀行や証券会社が行うようです。そういうことをしたいのであれば、投資銀行に勤めてみることが正解です。それで多くの経験をすると、最初に説明した「専門分野をよく知っている」コンサルタントになれます。動く金額も大きいので実入りもいいです。

ただ、あなたがおそらく知らないだけで日本の大手企業は普通に海外出張があります。逆に日本が強い分野の産業だとアメリカ企業からもしょっちゅう日本に来ます。たとえば、日本は大手の車製造メーカーが4、５社あります。その車をインターネットに接続する機材などはアメリカ製が主流です。ひんぱんな交流があります。そういう車の欧州仕様などを作る時は欧州への出張はイヤになるほどあります。

ビジネスをいろいろ知るためには時間がかかりますし、学習と共に自分のやりたいことはほぼ必ず変わります。ましてや最近の若い人は40年も働く期間があります。あまり絞り込まずに、縁にまかせてみたほうが良い方向へ行くと思います。