解決済み
現在、海外の日本人学校の教員、または日本語教師を目指している大学2年生です。 英語を母国語としない国、ベトナムやタイなどにある日本人学校で英語教員として就職したいと考えております。海外子女教育振興財団のサイトを見ましたが、見方がよくわかりませんでした。 国によりますが、そこで英語教員として就職することは、可能ですか? また、日本語教師になるための資格等を教えてください。
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日本人学校教員と日本語教師は全く異なります。 後者の外国人に日本語を教える日本語教師は、極端な話 資格が 無くても可能です。日本語教師についてはあまり詳しくはあり ませんが一応資格はあるものの、資格よりも経験が必要とされる 事が多いです。 最近は日本語教師の資格をとる人も増えているので、日本語教師の 職だけで食べていける人は少ないと聞きます。外国で日本語を 勉強したいという人はそう多くありませんし、経験がものをいう 職ですから…正直新卒で日本語教師として働くのは厳しいです。 日本人学校の教員になるには、大学で教員免許を取得してください。 文科省の管轄の日本人学校には高等部は無いので(慶○など法人 設立の私立には高等部もあるが、教員になるのは超難関)、小学校と 中学校の免許を取得すると良いでしょう。 小中どちらかだけでも良いですが、両方持っていた方が可能性が 高くなります。中学校の教科は副教科よりも主要5科目が良いです。 英語教師になるのなら、英語の免許でしょうが… 日本人学校は 求められる英語のレベルが高いので、TOEIC800点以上、 英検準1級位はあった方が良いですね。また、日本人学校の 英語教員は現地のネイティブを採用することも多いので… わざわざ日本人を雇うのなら、英語が話せるだけでなく、 教え方も上手である必要があるでしょう。未経験者は不利です。 いま大学2年なら教職課程がすでに始まっていると思うので、 現時点で教職課程をとっていないなら、きびしいですよ・・・ 免許取得後は以下のいずれかになります。質問者さんが 調べられたのは、下の②になります。 ①免許取得後、各都道府県の教員採用試験に合格し3年以上 (実際は5年~ 10年近く)教員として勤務経験後に、 教育委員会や文部科学省の試験(選考)を受けて合格すれば派遣。 ②免許取得後、海外子女教育振興財団の選考に通ること。新卒でも 建前上は可能(講師としてでも数年の経験があった方がよい) ③現地採用:現地在住・就労ビザ保持やその国の言葉がネイティブ 同等に話せる位でないと無理 現実的な①②いずれも2年~4年の期限付きです。またいずれの 場合も派遣される国は選ぶことができません。ただ、上記②は 派遣校を選べる事もあります。 特にタイは日本人学校に通う 生徒の人数も多く、マンモス校で教員も沢山必要なので、欧米の 日本人学校に派遣される可能性よりは、はるかに高いでしょう。 ①はそれなりの給料で子供や配偶者の同伴費用も出て、帰国後は 教員を続けるが、②は基本本人のみの費用負担、給料は初任給程度、 帰国後の職は保証されていません。 いずれも準備や現地生活等にお金も必要なので、最低でも100万 程度の貯金が必要です。
okuzaki_joさんが日本人学校については詳述されていますね。 日本語教師ですが、正規教員としての求人で一般的な応募資格とされているのは ①日本語を専攻、または副専攻として四年制大学を卒業 ②420時間の日本語教師養成講座修了 ③検定合格 のどれかで、待遇や採用率が一番いいのは①です。 但し、日本語はすでに経済言語としての地位が非常に低くなってしまっていて、実利を求めて日本語を学ぶ人は激減しました。さらに、②で資格をとった人が多数海外に在住しているので(というよりは海外在住の主婦などが②で資格を取得した)、わざわざ就労ビザを持たない日本人のスポンサーになってまで正規雇用してやろう、という企業が殆どありません。特にタイとベトナムは企業駐在員も多く、その家族でヒマをもてあましている人が大量に資格をとって、日本語学校で働いています。 いまから資格をとって、日本語教師を目指す、というのはまったくお勧めできません。未経験者向けの求人はほぼ全部が無給に近いインターン、JICAのボランティア、ワーホリなどでできるアシスタント、と到底自立できるような収入を得られない、あるいは短期のものばかりですから。 教職課程をとっているのであれば、日本人学校の教員を目指して、公立学校教員採用試験を受けるのが将来的には一番安定します。
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