内定式後に辞退をすると、罰則がある！？

Question

内定式後に辞退をすると、罰則がある！？かつて就活をしていた時に疑問に思っていたことがあります。

例えば２００８年４月にＡ社から内定をもらうと、「５月までに提出すること。この書類を提出した後は辞退できません」といった旨の内定承諾書を渡されますね。

しかし道理的にはさておき、その書類を提出した後も内定式までは辞退しても問題はない、と言われていますよね。

それでは、内定式も済み、Ａ社の入社前研修なども受けている、２００９年３月(卒業＆入社直前)、試しにコッソリ受けた憧れのＢ社が受かってしまい、Ｂ社に行きたくなったとしたら、どうすれば良いのでしょう？
もちろん、Ａ社が承諾してくれれば良いですが・・・そうでない場合。

・Ａ社に伝え、怒鳴られつつ強引に辞退できたとしても、すでに入社前研修なども受けているため、Ａ社から損害請求などされる可能性はあるのでしょうか？

・Ａ社に連絡もいれず勝手に辞退(いわゆる、バックレ)をした場合、契約不履行や詐称行為で刑事罰を受けることがあるのでしょうか？

というかそもそも、いつの日付を持って、法的にいわゆる“辞退”をできなくなるのでしょう？
あるいは、入社直前で辞退したとしても、会社側は法的には引き止めることは出来ず、法的には咎められないのでしょうか？

長文になってしまいましたが、ご存知の方、お願いいたします。

Answer 1

内定を辞退されたからといって、罰則や損害賠償を請求されることは、通常ありません。

内定承諾書には法的な効力はありません。雇用者は憲法22条で守られている「職業選択の自由」があります。内定承諾書はあくまでも採用活動における、内定者と企業とが交わす「約束」の意思表示であり、そのことによる罰則を設けることは労働基準法第16条で禁じられています。実際に内定者が入社を承諾しながら後に辞退した場合は、単なる労働契約の解約ということになり、労働契約解約の意志表示をした日から2週間たてば解約は成立するとしています（民法第627条）。

しかし、おざなりにすれば、母校の就職課や後輩の信頼をも損なってしまうことになります。
また、入社直前に辞退をすることで、入社のために備品や必要なものを企業が購入していた場合、損害賠償を請求されることがあるようです。

Answer 2

入社日の２週間前までは辞退することが可能ですよ。
会社もそれを拒否することはできません。
ただ、会社側がすでに個人が使用する制服を作ってしまった等の事実がある場合は、その額を請求されることもあります。

すみません…このくらいしか分かりません。。