実際に音楽療法を行っている医療機関がどれだけあるか・・・。 ごく一部の医療機関に限られると思います。 その中で、音楽療法士を雇って居るところがどれだけあるか・・。 実際に音楽療法を行っているところは知っていますが、そこは医療機関ではなく、民間のカウンセリングセンターです。 はたして、何らかの心理系資格を持った人がいるのかどうかも良くわかりません。 この様に、音楽療法はまだまだ、医療の中で浸透してるとは言えません。 医療系資格を取ることは医療現場で、その道のプロになることです。 必ず、音楽療法に携わる事ができるとは限りません。それ以外の役割の方が大きいと思います。 音楽療法がやりたいけど、仕方ないから他の仕事で、という考えなら辞めましょう。 本当にその仕事にやりがいが見出せるかを良く考えてください。 でなければ、おそらく学校に受かっても、途中で辞める事になりますよ。 それぐらい医療系の学校はどこも厳しいです。 医療職にやりがいを感じ、プロとして責任もって働く事ができるのならば、 その上で音楽療法の勉強をする事はとてもすばらしいと思います。 実は私も卒論実習に「音楽療法」を取り入れました。 音楽の持つ力をもっともっと医療に取り入れる事ができれば良いですね。
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私は実際に、病院でリハビリスタッフとして常勤で音楽療法士として働いていた者です。 私も貴方のように音楽療法に魅力を感じてこの道に進みました。 しかし、そのように至るまでは想像以上に厳しい道のりでした。 実際にこの仕事について一番強く感じたことは、やはり音楽療法はまだ国家資格ではなく民間の資格なので、働ける場所が少ないということです。 他にピアノ講師等で仕事をしていて、ボランティアとして音楽療法を行うならばまだ現場があるとは思いますが、有償で仕事として行うのならば厳しい世界だと思います。 現場があるとしてもセッション時間限定の2,3時間だけのパート職員がほとんどのようです。 (私もそのような時期もありました。) よって、無理とはいいませんが音楽療法だけで食べていくには現実問題苦しいかと・・・。 私の知り合いでOTの方がいますが、OTの一環で音楽療法している方がいます。(作業の中に音楽も含まれるので) 今となれば、私も国家資格で保険点数が取れ、求人もあるOTをめざせばよかったと後悔しています。 PTやNSで行っている人は聞いたことがありませんが、OTだと音楽療法も含めて行えると思います。 もちろんそれだけが仕事ではありませんが・・・。 私はたまたま運がよく、音楽療法士を求人している病院に縁があって働かせてもらうことができたので、もしかすると仕事として働ける可能性もあるとは思います。 (全国の中でも関東、特に東京が多いようです。) 音楽療法はそのような意味で苦しい面が多いですが、音楽によって楽しみながら療法をする魅力のある仕事です。 以上のことをふまえて、もう一度医療関係のお仕事を検討されればと思います。 病院で働いていると、どの医療関係の仕事もやりがいがある素晴らしい仕事だと再確認しました。
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