解決済み
伊藤忠商事は巨大企業ですから中国への依存度が高いとはいえそれだけでつぶれることはないでしょう。バブルがはじけた場合は去年の住友より大きな被害が出ることは確実ですが、中国以外の地域にも当然進出していますし。 伊藤忠は昔から中国に傾倒しており、その影響力は三菱商事や三井物産など他の総合商社が束になっても適わないレベルともいわれます。 それだけ蜜月になった経緯については丹羽宇一郎氏のwikiページでも参照してください。時に売国企業とか中国の手先と呼ばれる理由がわかると思います。 私個人はビジネスパートナーとして中国を選んでるだけでそんなことはないと思いますけどね。 しかし、中国に限らず外国は人も企業も信用ならんので気を付ける必要はあります。総合商社はサハリン2でロシアに騙されたこともありますので。 ではなぜ自社の時価総額の3割にも当たる額を使う大博打に出たか? それは上位の三菱商事と三井物産に並び、追い越すためです。 総合商社は時代により序列は変わりますが、現在は三菱商事>三井物産>伊藤忠商事>丸紅、住友商事という感じです。これはデータにもよるし人の捉え方にもよるので目安で。 去年までは財閥系ということで住友が序列3位じゃないかと言われていましたが、伊藤忠の近年の急成長と住友のシェールガス失敗で落ちた感じです。資源依存度が高い三井物産も不安定で、伊藤忠は一気に上位に並び、追い越すことを目標にしています。 しかし、私はこの方針に数年前の住友商事を感じます。住友商事も資源分野に弱い点を克服しようと焦ってシェールガスに投資しました。その結果の減損です。 正直、伊藤忠からも同じ匂いがします。 この投資額は数年で回収できる規模ではなく、回収する前に中国市場が崩壊することも考えられますからハイリスクハイリターンの大きな賭けでしょう。
なるほど:2
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