学閥(がくばつ)とは、同じ学校の出身者が各々の職域や企業内で集まって作る排他的な勢力のこと。自分たちの地位の保全や向上のために利用される。学閥の勢力が強まり、周囲への支配色を持つまでになると「学閥支配」といった言い方がされることもある。 企業の場合は、その創立者やオーナー社長の出身大学や系列の銀行、関連企業でのトップの学閥などに左右されることも少なくない。 一般に特定の大学と業界の結びつきが強い例の一部として、以下のものが挙げられる。 稲門閥 - 早稲田大学出身者の学閥。出版業界やマスコミ業界。 三田閥 - 慶應義塾大学出身者の学閥。財界・公認会計士。 如水閥 - 一橋大学出身者の学閥。金融界。 赤門閥 - 東京大学出身者の学閥。国家公務員・学界。 白門閥 - 中央大学出身者の学閥。地方公務員・法曹界。 鉄門閥 - 東大医学部出身者の学閥。医療界。同じ東大でも、医療界だけは「赤門」ではなく「鉄門」と呼ばれる。 また、地方などでは地元の国立大学や私立大学のトップ校出身者の間で学閥が形成されやすい。教育界においても、いわゆる駅弁大学教育系学部出身者を中心に、学閥が形成されることがある。 ヨーロッパではオックスフォード大学、ケンブリッジ大学(両校を合わせて「オックスブリッジ」と俗称される)、フランス国立行政学院などの学閥が知られる。 アメリカでは大学への進学が一般化しており、日本や韓国のように出身大学で出世が決まるようなことはない。しかし、政治家にはエール大学とハーバード大学のロースクール出身者が多い。また、著名な研究者などやジャーナリストなどを生み出している大学が数多く存在する。 ぶっちゃけコピペですが、自分の知っている範囲のことが上手くまとめられていたので。
なるほど:3
他の方に重複しない範囲で。 学閥の典型例は、今の日本の政界です。戦後の歴代首相、大臣の出身大学を一覧するとよく分かると思います。 戦後、高度成長期には財界を完全に配下に置いていた官僚上がりの東大出身者が幅をきかせ、その後、安定期に入るといわゆる党人と言われ、有名な「雄弁会人脈」を擁する早稲田大出身者、そして2世、3世議員が多くなると慶応大出身者が目立つ、と言った具合です。特にここ15年の首相の出身校の偏りは顕著で、早大4名(海部、小渕、森、福田)、慶大2名(橋本、小泉)で、東大がわずかに1名(宮沢)、他大(上智、成城、明治、成蹊)4名。、これが、各大学の教育の成果としての「実力」なのか、それとも単に「野合」なのかは判断が分かれるところでしょう。
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