第一種放射線取扱主任者の資格はどの程度役に立ちますか？また、仕事の内容、忙しさ、給料などを教えてください。兼業などはでき…

Question

第一種放射線取扱主任者の資格はどの程度役に立ちますか？また、仕事の内容、忙しさ、給料などを教えてください。兼業などはできるのでしょうか？

Answer 1

少し誤解があるようですが、職業名として「放射線取扱主任者」があるわけではありません。放射性物質を扱う事業所等では、資格を持った人を主任者に選任して、役所に届出ないといけない、というものですので、資格の需要・仕事の内容・給料は勤務先によります。

要するに、「職業」としては、普通のサラリーマンで、各々自分の仕事をしています。兼業できるかどうかは勤務先の規定次第です（まあ、たいてい無理でしょうが）。

例1：大学で研究用の放射性物質を使っているため放射線取扱主任者が必要。資格を持っているA教授を主任者に選任。

例2：医療器具メーカーで器具の滅菌のために放射線を使っているので、有資格者が必要。資格を持っているB部長を主任者に選任。

…と、こんな感じです。もちろん主任者に選任されたら、放射線の管理とか従業員の教育とかを担当するとは思いますが、そればっかりやっているわけではありません。

Answer 2

まず結論から言うと、この資格は選任者になる以外に実用性はありません。持っていれば箔がつくってだけです。

そして放射線関係の会社であればこの資格を持つものが何人もいます。「選任者」というのは専門の職種ではなく、メインの仕事プラス選任者の仕事という感じで、仕事が増えるだけなので皆あまりやりたがりません。

給料については、会社にもよりますがこの資格を持っていると資格手当がつく場合があります。私の知る限り、多くても月3万くらいです。

参考になれば幸いです。