屠殺の仕事をしたいと思っています。 １．この仕事は精神的にきついと聞きますが性格が真面目で控えめな私でもできるでし…

Question

屠殺の仕事をしたいと思っています。

１．この仕事は精神的にきついと聞きますが性格が真面目で控えめな私でもできるでしょうか？
２．職場の人はチャラチャラしている人や口の悪い人は多いですか？(人間関係が心配)
３．実際に仕事に慣れるのにどのくらいの期間掛りましたか？

出来れば経験のある方お願いします。

Answer 1

屠場は、
祖父から父、父から息子へと代々、江戸時代から受け継がれるものです。
一般の人が、たやすく遣ろうとする仕事ではなく、
先祖代々、同和地域に居住がある方が中心となってます。
公営の屠場が多くなり、そこでは公務員の身分として働きます。
採用も閉鎖的で、部落枠100％の屠場もあります。
３Ｋの筆頭として、なり手は少なくガテン系の雑誌に募集広告がよく出ます。
結婚できなくなる、きつすぎるという理由から、日本人は減っており、
地域によっては外国人の割合が多くを占めてます。
真面目な性格の人は尊敬され、職人気質な腕利きの包丁捌きが
できる人が最後は歓迎されます。
心配されているような、ちゃらちゃらした連中は少数派です。
それほど、厳しい現場であるからです。

慣れる期間ですが、
牛を電気で殺し、喉をナイフで掻き切るとは、はじめは躊躇しますし、
内蔵や血を見るのは、気持ち悪いです。
また冷凍庫での作業は凍えそうになりますし、
真冬の水仕事は辛いです。
毎日、何百の牛の手足を切り刻んでるうちに、
包丁で自分の指を誤って切り落とすこともあります。
そのため、慣れるまでの期間は1日といわれてます。
つまり1日でリタイアするか、
全く動じず続けらるかです。
しかしながら、膠となる内蔵洗いなど、簡単な作業は、
日給1万円程度。
包丁で、きれいに革剥ぎができて、それなりの月給になります。

仕事自体は、残業もなく、休みもしっかりしてます。

20年ほど前のものですが、屠場で働く方のドキュメンタリーです。
https://www.youtube.com/watch?v=WGt0zx2KSU0