解決済み
「看護婦」という言葉がなくなって、いまは「看護師」と呼ぶのはご存じでしょうか。 フェミニズム的な理由が皆無とは言えないのですが、大きな理由のひとつが医師・薬剤師・看護師という3方面の専門家が医療を構成するというシステムを構築するためと言いますかそういう現状に合わせてと言いますか。 医師は患部を治す。薬剤師は薬を処方する。看護師は患者の日常生活をサポートする。そういう関係です。方面の違うスペシャリストというわけです。医療を構成するのは他にも作業療法士ですとかレントゲン技師ですとかいろいろありますが、それぞれがそれぞれのスペシャリストという考え方を取っています。 薬を処方するのは医師ですが、薬については薬剤師さんの方がよく知っていますし、ひとりひとりの患者の薬歴というのをきちんと見てくれているのも薬剤師さんです。同じ病気で継続的に同じ病院にかかり同じ調剤薬局で薬をもらっているとそれは実感します。 一方で弁護士と行政書士・司法書士など法律系のその他士業の関係ですが。 弁護士のやる仕事というのは3つに分けられます。 1.裁判代理人 2.交渉代理人 3.法的事務員 弁護士はこのすべてをやれる法律界のオールラウンダーです。その他士業は原則的に3しかできません。ですから司法試験合格者は他のほとんどの法律系士業に登録することもできるというわけです。 法的事務員というのは要するに何らかの法的効果のある書面を作成する人のことですが、その数は膨大な物であって弁護士ひとりに押しつけるのは無理がありますし、専門知識が必要な書面ならその書面を書くことをもっぱら仕事にしている人を置いた方がいいのではないかという理由でその他士業の仕事があります。 つまり、本来あるべき姿としては弁護士の仕事によって何らかの法的意味のある書面が必要になります。絶対に弁護士が書いちゃいけないかと言うとそうでもないのですが、書面作りは慣れてないと意外と難しいです。ですので、書面作りの専門家にそっちの方は任せますよ、というところです。 大原則論を言うとそういうことです。イレギュラーケースが多すぎますのでそれは省略しますが、それぞれそういう考え方に基づいて資格が設定され運用されています。
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医師よりも薬剤師の方が薬に関しては詳しいです。 各々別の国家試験です。 それに対して弁護士はその資格を取れば もれなく司法書士、行政書士がついてきます。
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