電験を持っていたら就職に強いのは本当です。 また、電力会社の垂直一貫体制による発電・送電・配電の独占をとがめるために、第二次電力制度改革の動きも出ています。 数年後には一般企業が電力会社と同じ事業、あるいはそれに伴った新しいビジネスを展開する可能性が多いにあるので、将来性も抜群です。 ただ、3種が評価されるのは新卒の場合がほとんどです。中途なら3種レベルではあまり評価はされません。もちろん、少しは評価されますが。 新卒なら3種、中途なら2種をとりましょう。1種をとれればもう仕事には全く困りませんが、理系の司法試験と言われるほど難関です。そのため、実務経験を積んだ後、申請で資格を取得する人が多いですが、やはり試験に受かって取得した人のほうが評価は高いです。 電験3種は高校卒業レベルとなっていますが、どこの高校卒業レベルなのか謎なくらい難しいです。実際は電気系の大学生でも取るのに一苦労します。しかし、勉強すればとれない資格ではないので、頑張ってください。ちなみに1種は電気系の大学教授でも頭を悩ませるレベルです。 勉強方法は「暗記」ではなく、「理解すること」が大切です。過去問をひねった問題が多く出題されるので、理解さえできていれば、あとは解き方を工夫すれば解けます。 もし、電気について何も知らない状態から始めるのなら、電験の前に第一種電気工事士あたりの筆記試験ぐらいは解けるようになっておきたいですね。これが電験の基礎の基礎になります。 長文失礼。
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