26年管理業務主任者試験の問題で質問します。 問 マンション標準管理委託契約書(以下、本問において「本契約」という。

Question

26年管理業務主任者試験の問題で質問します。
問
マンション標準管理委託契約書(以下、本問において「本契約」という。)の解除及び更新の定めに関する次のアからエまでの記述のうち、適切なものはいくつあるか。

ア 管理組合及びマンション管理業者は、その相手方が、本契約に定められた義務の履行を怠った場合は、相当の期間を定めてその履行を催告することはできるが、本契約を解除することまではできない。

催告して相当期間内に履行がなければ解除できるから×だそうです。
しかし、問題を読むと、催告の前提としての義務履行がなかった場合だと思います。催告して相当期間に履行がなかった場合とは書いていません。
義務履行を怠ったらまず催告で、いきなり解除は出来ないと考えて○になりませんか？

Answer 1

>義務履行を怠ったらまず催告で、いきなり解除は出来ないと考えて○になりませんか？

質問者さんが指摘されているように「本契約を解除することまではできない」を、「催告なしでいきなり解除はできない」という意味に理解すれば、○になるでしょう。

しかし、質問者さんが言いたい「催告なしでいきなり」という言葉も、選択肢には書かれていません。

むしろ、選択肢全体を読むと、「～相手方が、本契約に定められた義務の履行を怠った場合は、相当の期間を定めてその履行を催告することはできるが、【最終的に】本契約を解除することまではできない」という意味に読めます。つまり、履行の催告はできるが、そこまで。催告をして相手が履行しなかったとしても、解除まではできませんよ・・・という解除権自体を否定した内容の記述ですね。

なので、やはり、不適切と判断するべきでしょう。

なお、個数問題という点からは、やや不明確な記述だったという気もします。疑義がまったく無いわけではありません。

Answer 2

その相手方が、本契約に定められた義務の履行を怠った場合
に、
・相当の期間を定めてその履行を催告する
・本契約を解除する

と２つの文章がかかってます。
なので、まずは催告をしなければならず、
催告無しに、いきなり契約の解除はできない
から、×なのでは？