現在有料老人ホームで4年働いており、来年にはケアマネ試験を受ける予定でいますが、当ホームかなり忙しく、毎日残業の日々を送…

Question

現在有料老人ホームで4年働いており、来年にはケアマネ試験を受ける予定でいますが、当ホームかなり忙しく、毎日残業の日々を送っています。介護福祉士はなんとか合格しましたが、ケアマネ試験は難易度が違うので、転職も考えてます。あと一年なので、やはり派遣がで働くのが一番いいのでしょうか？

Answer 1

介護支援専門員資格は難関資格ではありません。
一般的な資格の難易度に照らし合わせた場合、『やや易しい』レベルの試験ですので、そこまで気負わなくても余裕で合格できますよ。
全くの無知な状態であると仮定しても、3カ月程度勉強すれば合格レベルに達することができます。

介護支援専門員の試験は受験者の母数のレベルがかなり低めです。
全く勉強しないで受験される方、職場に言われて嫌々受けに行く方、育児が忙しくてまともに勉強せずに受ける方等、所謂無勉に近い状態で受験をする層が多数います。
そのように受験者の質が悪い中で合格率が20％程度ありますので、合格率はかなり高いです。

私の周りでは8割ぐらいの人が一発で合格しています。
みなさん真面目に１カ月程度は勉強していますので、無勉ではありません。
２週間や一夜漬けでも合格している方はいますので、質問者様の基礎学力が高ければそのぐらいの勉強期間でも合格可能なはずです。

懸念すべきは介護支援専門員資格保持者はすでに飽和をしていますので、頑張って勉強をする価値があるのか、費用と時間を掛ける価値はあるのかということだと思います。
私の地域ではケアマネの待遇は現場で働く介護職より安いぐらいになっています。
ケアマネの求人は待遇が低くても現場から抜け出したい介護職が殺到していますので、求人条件の悪い使い捨て前提の求人が増えてきているように感じます。
待遇アップを望むことは難しいと思いますので、待遇アップを望むのであれば勉強する価値はないかもしれません。

地域の勉強会等で各サービス事業者から相談員やサービス提供責任者が集まった場合、かなりの人数が介護支援専門員資格を取得しています。
長く働いた方達にとっては運転免許のような誰でも持っている資格と介護支援専門員資格は同じぐらいの価値ですので、ご自分の体裁を保つ為に受験するのでしたら意味はあると思います。