教えて!しごとの先生
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とても早くて詳しい回答ありがとうございました。 私は文章を書く事自体は好きなので漠然とフリーライターに魅力を感じていた…

とても早くて詳しい回答ありがとうございました。 私は文章を書く事自体は好きなので漠然とフリーライターに魅力を感じていたのですが、まずは出版社で社員として働くのがいいと回答を読んで思いました。 新聞記者は潰しが利かないとよく耳にするのですが、新聞記者の経験を出版社への転職で生かすことはできるのでしょうか? 自分は記事の校閲や文章の構成力など出版社と共通する部分は大きいと思います。 また、大手出版社じゃなくて中小企業でも月収30万円~で魅力的な仕事内容の求人を見かけますが、受けてみる価値はありますか?

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回答(1件)

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    新聞記者出身のライターの場合、扱うジャンルが狭い傾向にあります。 スポーツや経済など記者としての得意分野、専門分野がハッキリしており、専門外は受けない、手を出さないという方が多いですね。 新聞記者としてキャリアを積んでいる人ほどその傾向が強いですね。 だから、フリーになった新聞記者の多くは、ライターではなくジャーナリストを名乗ります(笑)。 潰しが利かないというのは、事実ですがまだ若ければ心配ないですよ。 特にフリーライターは、若ければ若いほどいいと思います。そのうえで新聞記者としての経験があれば、ライターをするうえで必ず役に立つでしょうから。 扱うジャンルの選り好みをしなければ、あちこちの雑誌に売り込めば仕事はもらえると思いますけどね。ある程度キャリアを積んだ後ならともかく、新人のうちから選り好みをすると仕事の発注が来なくなるので。 ただ、最初から月収30万円をコンスタントに稼ぐのは大変です。週刊誌なら10~15ページを1人で担当して貰える金額です。さらに単価の安い月刊誌なら2~3倍、もしくはそれ以上のページが必要でしょう。でも、それだけの量を書かせてもらえるには、自分の企画を通す必要があります。この辺が苦手な新聞記者出身のライターは多いようです。 あと、「また、大手出版社じゃなくて~(中略)~受けてみる価値はありますか?」については、相談者さんが何を求めているのか分からないので正直なんとも言えません。 ただ、私が相談者さんの立場で、出版社への転職を目指すなら大手よりも中堅を選び、とりあえず雑誌編集者・ライターとしての経験を積みます。大手出版社の中途採用や有名誌の契約スタッフは即戦力じゃないと厳しいですし、求められるレベルも相当高いので。 それと出版社の編集は新聞記者よりも時間が不規則です。締切前は徹夜もあるし、結構ブラックな職場環境です(苦笑)。フリーも売れっ子ライターになるほどブラックですけどね。 いずれにせよ、独立を躊躇されているようでしたら今は控えたほうがいい気がしますね。まだ転職のほうがいいと思いますよ。私は2年半の編プロ勤務でフリーになりましたが、最初から独立することでは悩んでなかったので。 思い切りの良さもライターに問われる資質の1つでしょうから。 まあ、転職なら転職で情報を集めて、面接なり試験を受けてみてはいいかと。出版系の知り合いがいれば、募集していないか聞いてみてもいいですね。告知とかしないケースも多いので。 以上、参考になれば幸いです。

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