解決済み
2年前まで、某大手損保の2級アジャスターでした。 アジャスターでしたら、2級のアジャスター試験を受けるまでに 指定期間があるので、遅くとも20代後半〜30代前半でないと 余程の経験(別の損保の2級アジャスターとか)がないと採用されません。 中途入社の新人もほとんどが20代の中〜後半の人です。 入社後は、アジャスターの養成施設で、みっちりやらされます。 また、3級でも試験に落ちたりすると結構きついですので、仕事と合わせて その勉強もあり、最初のうちはすごく大変です。 あと、小さいものから大きいものまで自動車事故が今は非常に多いので、 残業もかなりあります。 私の場合は、午後9時〜10時くらいの帰宅が多かったです。 それくらいやっても(ものすごく集中して一生懸命やっても)日中は査定で 出かけているので、帰社後の見積もりや協定打ち合わせ準備、報告書など とても終わらなかったです。休出もざらにあります。 見積もりは昔と違い、PCでさくさく出来ますが、その後の協定が揉めます。 帰社後はPCを集中して見るので、目もかなり疲れますし、肩もすごく凝りました。 給与は2級アジャスターで35歳で年収で680万ほどでしたが、全然割に 合わないと思います。そのような仕事ですので、体を壊して配置換え、休職、 退職なども結構いました。 私の場合は、やっぱりアジャスターを一生やりたくなかったこともあり、 元々理系で研究職に就きたくて、募集のあった某財団に転職しました。 今の仕事は、文句無しです。 兎に角、2級のアジャスター試験に受かるまでも相当大変です。 上司など周りがプレッシャーをすごくかけてきます。 あと、事故で血のりべったりの車や、肉片が付いているような死亡事故の 車なんかも査定しなくてはならない場合がありますのでそういうのを すごく気にする人は向かないかもしれません。 私のいた部署でも、そういう車を査定してきた時に、気持ち悪がって 気が狂ったように手を洗ってる人なんかいました。 外回り〜社内と動き回るので、相当忙しいのと、早く来て査定しろっていう 催促がすごいですし、協定の打ち合わせも揉める事が多いので、精神的にも 肉体的にも強くないと厳しい仕事ですので、現状の仕事内容と収入の兼ね合い など考えて転職された方が良いと思います。 あと、損保会社は、欲しい人材の時は上手く乗せて入社させますが入社後は 意外と内情は何処も体育会系ですので、上司に怒鳴られる事は日常茶飯事です。 社内の雰囲気は、明るく、気持ちがいいとかは損保系は無いと思ってください。 社内はいつもかなり気が張っています。 契約とかお金とか絡んだ仕事なので、笑いはほぼ無いです。 長文失礼しました。 追補 技術アジャスターは、全国技術アジャスター協会で行われます。 見習、初級、3級、2級、1級の5ランクでわかれています。 今は2級が普通です。一般的な技術アジャスターはみんな2級です。 2級になるには、見習いから初めて最短で足掛け7年ほどかかります。 ですので、20~30代前後の入社でないと厳しいのです。 http://www.sonpo.or.jp/exam/adjuster/shorui/pdf/index/0003.pdf 試験もかなり厳しい試験になりますので、相当勉強しないと落ちます。 毎年落ちる人も沢山いて、2級が受からなくて辞めていく人もいます。 3級もなめてかかると落ちてしまいます。 2級は合格率は10%台ですので、2級整備士の試験よりはるかに難しいです。 理論などもあるので、過去問丸覚えなどでは到底合格できるレベルにはならないです。 メカ、材料、物理、名称、電気、技法、事故、見積等無茶苦茶な広範囲です。 仕事をしながらの勉強になるのでかなりきついです。 三回受けて受からないと、肩を叩かれる所もあります。 私は一度で受かりましたが、相当勉強しました。 元々理系の大学だったのでそれが幸いした部分が結構大きかったですが。 あと、大事な事ですが、技術アジャスターの収入面ですが退職まで勤めたとして 考えると、年収は大手損保で750〜850万位で大体頭打ちです。 最初は給料が良いと思われますが、技術系は昇給が鈍いですので。 それも退職まで残ることができればですが。
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