新人の広告デザイナーですが、自信がありません。

Question

新人の広告デザイナーですが、自信がありません。春に、専門学校を出て広告代理店のデザイナーになりました。
就職がなかなか決まらず苦労をしましたが、2月にギリギリ内定を頂きました。

私自身、デザイン系は2社しか受けてなく、他は医療事務など全く関係のないものを受けていました。
その理由はデザインのセンスがないし、私はデザイナーとして働くのは無理なんじゃないかなと思っていたからです。
しかし、ひょんなことからたまたま受けた広告代理店の制作デザイナーに受かりました。

あとから聞いた話なのですが、３０人ほど受けて受かったのは私を含め２人だそうです。
また、新卒の２０歳は初めて採用したそうです。
もう一人の人は有名美大を卒業しておりますし、会社のデザイナーの方はほとんどの方が有名な美大を出ている方ばかりです。

私は、美術でもなく美大に行けるほどの画力も才能もなかったので専門学校へ行きました。

自信が全くないです。先日、上司が話している話を聞いてしまいとても落ち込みました。
私がやった仕事について話していて、一人の上司は私に対して「まだまだ技術がない」と言っていて
もう一人の上司は「まだ新卒だし、１から教えてあげなければ分からないだろう」という感じで言い合いをしているのをたまたま聞いてしまい、とても悲しくなりました。それと同時になぜ私はこの会社に受かってこの会社にいるのだろうと思いました。

３０人も受けたのならもっと他にセンスがよい人がいたはずだし、わたしみたいなやつがなぜここにいるのか不思議でなりません。

会社の方もこんなやつ受からせなければよかったと思ってそうで正直毎日びくびくしながら、質問したり
毎日次の仕事はどんなのだろう、できなかったらどうしようと不安でいっぱいです。

仕事は嫌いではないです。
うまくデザインできたときは、よかったと思うし
この調子でがんばろうと思えます。

でも、やっぱり不安で仕方ないです。
自分がいるべき場所でないような気がしますし、上司の方も気を使ってくれているような気がします。
分からないことがあったらなんでも聞いて、なんでも教えるし。と言ってくれるのは嬉しいのですが、
構成からなにからなにまで教えてくれるのです。
こんなことも教えてもらえわなければ満足に仕事のできない自分に腹が立ちます。

仕事は頑張りたいです、
けれどどうやってモチベーションをあげればいいのか分かりません。
アドバイスよろしくお願いします。

Answer 1

絵のうまさとデザインは別物ですよ。そしてセンスは経験によって身に付けられますよ。優しい先輩たちから貪欲にいろんなこと吸収して、成長していけばいいですよ。
そういったやる気のある、いい意味で手のかかる部下は上司は嬉しいはずです。若い新卒を取るっていう事は、皆あなたの成長を見るのが楽しみなはず。

あとは、本屋に行って、広告デザインの本を買って自分で勉強したり、日常にあるいいなと思う広告の、何故いいんだろうを日頃から考える癖をつけるとか。
先輩と意見交換しながら、いい作品作ればいいじゃないですか。何事もポジティブに、頑張ってくださいね。

Answer 2

他の人が大変良いことを仰っていますが。

私が大変尊敬しているアートディレクターの尾原史和さんも、あれだけの活躍をしているにもかかわらず、なんと地方の専門卒です。
ぜひ、彼のつくったものや、本など読んでみてください。自信と確信と独創性に満ち溢れていますよ。

とにかく自信を持つことですね。自信がないことが今の貴方の一番の欠点です。それに比べれば現時点で技術が無いことなんていうのは、大した問題ではありませんよ。
正攻法で他に太刀打ちできないのなら、なにか自分にしかできないことや、独自性を見つけて、そこを中心に伸ばしていくのがよろしいかと。

やり方は一つではありませんが、私の場合、本業以外の趣味や研究について徹底的につきつめることで、本業のほうで独自のカラーを出すことができ、今の人脈と仕事に結びついています。

Answer 3

採用業務も担当したことのある社会人７年目のデザイナーです。

まったく同じような悩みをもっていたことがあるので
気持ちをおさっしします。

まず、多くのなかから採用されたことに関してですが、
自信をもってください◎

ある程度大きな会社になると、採用側が考えていることはだいたい一緒です。

A・腕のたつ優秀なやつが欲しい

か

B・柔軟でのびそうな人材がいいな

か

C・面白い(ユニークな)人と一緒に働きたい

です。

新卒採用の場合は
会社側からみて、即戦力になる腕のたつ奴というのは、まず滅多にいませんので
ほとんどの場合はBかCになります。

なのでsiromayuさんが、職場にいてほしいユニークな人だったか、
この子はのびる！と思われたか どちらかになります。あ、両方の場合もありますね◎

なので、まず、入社数年程度で、仕事が完璧にできることを会社側ははじめから期待していないので、１００％完璧にやろうなんて思わなくていいと思います。
無理であたりまえですから◎

そして、siromayuさんに色んなことを教えて、一人前にするのことが
先輩や上司の役目（仕事）なのですから、それはあたりまえのことなのです。
気にしないで、しっかり理解しようとすればいいだけです。

会社が新入社員に対して気にしているのは、成果よりも姿勢です。
こんなに仕事に対して真剣に考えているsiromayuさんの姿勢は素晴らしいと思います。

なので、遅刻しないなど、あたりまえのことをまもれているようであれば
新入社員としては、文句なしの合格点だと思います◎

なので、まわりのことはあまり気にしなくていいとおもいます。

あとは自分がどうゆうふうになりたいか目標をたてて
仕事を楽しめるようにしていくのが大切です。

腕やスピード、素敵なアウトプット（作品）はあとからいくらでもついてきます。

気を使いすぎて、おちこんでもひとつもいいことないので
多くのなかから採用された自信と、
小さくてもいいので自分なりの目標をもって仕事をしていけば
モチベーションがどんどんあがっていくと思います。

参考になれば幸いです。

Answer 4

＞こんなことも教えてもらえわなければ満足に仕事のできない自分に腹が立ちます。
＞できなかったらどうしようと不安でいっぱいです

・・・こう感じるあなたの不安は全て、
「私はもっとできるはずだ」「私の実力は優れている」
という自惚れから来ています。

2年制の専門学校出でまともにデザインできる人などいません。
４年間の美大出ですらまともにできないのに。
その現実をしっかりと認識すれば、
「私は何にも出来ないから失敗して元々だ」
「失敗して怒られてもそれが今の私の実力なんだ」
「だからこれから仕事としてのデザインを学ぼう」
と思えるはずです。

こう思えれば、何も恐れることはありません。
あなたの会社の上司は
「専門出の新人など鍛えて初めて使える」とはっきりとわかっているじゃありませんか。
今時ありませんよ！
他の所など、入ったその日から使える経験者しか採用されない所が殆どです。

恵まれた所に入れましたね。
今の自分は何にも出来ないことを自覚し、
出来なくて当たり前、
だから勉強しよう、
というつもりで仕事に臨んでください。