解決済み
DTPデザイナーは印刷物のデザインと印刷用のデータ作成の両方を行います。 DTPオペレーターはデザイナーがデザインした原案を元に印刷用のデータ作成を行います。
「DTP」とは、デスクトップパブリッシングのことで パソコン上で、印刷物の割り付け作業や 印刷に入れる前に必要となる作業を行うことです。 ですので、この作業はデザイン行為ではないことから 正しくは「オペレーター」です。 しかし、「オペレーター」と「デザイナー」では デザイナーの方が聞こえが良いでしょう? 本来そぐわない表現が定着しているのは そういった要因からです。 ちなみに、 「DTPデザイナー」を肩書きとして使用するのは 印刷会社や出力会社などです。 生粋のデザイン会社のデザイナーで 自らを「DTPデザイナー」と称す人はいません。 普通は、グラフィックデザイナーか 編集系であればエディトリアルデザイナーを肩書きとします。 雇う側としても 「オペレーターしかしません」という人よりも 「デザインもやります!」と働いてもらえる人の方が 当然ありがたいですし、デザイナーに憧れて PCの専門学校へ行く人はたくさんいますから 「DTPデザイナー」という呼称が出来上がったと思います。
DTPデザイナーは総監督のようなイメージです。 最初のおおまかなデザイン案を多数出すところから始まって コピーライター、カメラマン、イラストレーターへの発注も行い、 時には最終納品までやります。 DTPオペレーターはほぼできあがったデザインを データ化する作業要員で デザイナーの下請けのようなものです。 デザインの知識はあまり多くはなく、 PCやソフトの操作が主な仕事です。
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