イラストレーターを目指すとして、勉強の仕方(学校か独学か)に悩んでいます

Question

イラストレーターを目指すとして、勉強の仕方(学校か独学か)に悩んでいます現在はまったく別の仕事をしていますが、訳あってイラストレーターになりたいと強く思うようになり、実現に向けて情報収集をしています。
心配していた両親の反対はまったくなく職場の理解も得られ、当初は2015年度に専門学校に進学するつもりでした。しかし専門校に行くのに、いくつか疑問が浮かんだので質問させていただきます。

まず親が再進学への条件に、私の一人暮らしの続行があります。今も学費捻出のために生活は相当切り詰めています(学生寮よりも安いボロアパートに住んでいますｗ)が、進学後も一人暮らしを続けるとなるとどうしても働く必要があります。専門校といえど授業を受けているだけでは絵の上達やその先の就職・デビューは厳しく、成功する人は入学前からすでに技術のある人間か、授業外で絶えず努力している人だけだ、という話ばかり聞いています。私の場合現状は技術は0に等しいので成功するには後者になるしかないのですが、働きながらではなかなか時間が取れず無駄になってしまうのではないかと疑問です。そして「自分で絶えず努力する」なら、わざわざ学校に2～300万払う意味が、イマイチ分かりません。何校かにそういったお話はしたのですが、どこも学校も自分のところにマイナスになるようなことは言いませんし、どこだって0からでも大丈夫だと口をそろえて言うので、逆に心配です。

もし独学にするなら資金も時間も自由に使える(その気になれば貯金+αだけで生活し勉強もできる)のですが、そうなるとフリーでのデビューを狙うとても厳しい道のりになると考えています。仕事を取りに行く難しさや勉強の効率なども非常に不安です。
また履歴書の空白もとても怖いですｗ

一応もうひとつの案として土日コースなどのある施設(養成所？カルチャースクール？)などを使い、ときおり人に見てもらうというのも考えていますが、これもまた中途半端で危ないのでは？と思ってしまいます。

まだある程度の時間は有るので良く考えて決めるつもりですが、よろしければ皆様のご意見を参考として聞かせていただきたいです。

Answer 1

質問者さんの悶々とした状況を整理してみますと、

＊「プロのイラストレーターになるには、何らかの学校へ行く道筋が不可欠」という考え
＊「プロになるための独学」では、失敗したときに後戻りが不可能

…ということであり、なおかつフリーのプロとして成功しているビジョンが既に頭の中に構築されている段階です。

が、肝心の「学校へ行って何をどう勉強して自分の武器にするか」、その目的が全く出来上がってなく、そのために「自分で絶えず努力する」方法も定まってないぶん、学校に行きさえすればバランスのとれたイラストレーターの卵には育成してもらえるだろう、というような見通しなのだと思います。

考え方として逆なんじゃないかと思います。
学校へ行く目的がまず相当に絞られていて、その目的に沿えば「バランスはとれてなかろうが荒削りな自分であっても、それにプラスの努力で自分独自のバランスがプロ活動へのステップになる」ということでないと、質問者さんは入学後にご自身の方向性を見失うと思います。

学校は技術のイロハは伝授しても、フリーのプロへのなり方までは教えてくれるものでなく、それには結局自分自身の情報収集力とか人脈の作り方とか、それを学生であり社会人の立場を利用して磨いていくまでなのです。

第三者的に、「学校に行きさえすれば」の丸投げ状態がみえています。が、学校でも教えてくれる範囲は限られているだけに、最終的にご自身がいま描いているビジョンの「プロとしての成功」の域にたどり着くためには、学校で教えてくれない領域で努力する覚悟と意気込みが不可欠です。

にもかかわらず、質問者さんの現状は「学校へ行けば何とかなる」と思いながらも、学校へ行って何を会得したいかの目的が全く定まっていないです。本来なら、「～を究めたいから学校へ行く」一貫性でのスタートではないでしょうか…