地方公務員として、管理関係での配属はありえます。必ず数年で異動になります。学芸員資格をとり専門的な勉強をした場合、行政とは別に学芸員枠で採用されれば学芸員勤務となります。しかし、やはり数年で異動ないし解雇となります。かつては正規職員として学芸員枠の採用がありましたが、今は九割以上が1年契約更新で最長3年といった任期付採用です。民間企業が指定管理や委託をうけ間に入っている場合も少なくありません。その場合は必ず1年契約の契約社員になります。給料が非常に低く(都内で日給6000円、時給900円って館もあります。)、賞与も昇給もなく生活ができないため、平均2年くらいで転職されていきますね。中には大学の准教授に転職された方もいますが、保険営業や派遣事務になった方もいて、莫大な費用と時間を大学院に投じた割には僅か2年では、割に合いません。学芸員はリスクの高い職種であると肝に銘じてください。普通の公務員の場合、本庁にはやく戻らないと出世コースから外れますから、皆さん美術館にいたがらないですよ。
公務員としての配属の場合ですと、まず採用枠が一般事務だと配属されても3年程度で異動、平均で2回、計6年くらいしか美術館などにはいられません。 採用枠が専門職、学芸員の場合は学芸員の資格が必要ですが、専門職ですから異動の頻度は少なく、最低でも退職までに40年くらいは美術館などにいられます。
働きたい美術館が、どのようなところが運営しているのかを調べてみましょう。 美術館が県や市の直営で、職員は公務員である場合は、本庁(県庁や市役所)や他の施設に異動することはあるでしょう。 県や市ではなく、財団法人などが運営している場合は、ずっと美術館で働くことになると思います。 ところで、美術館には、事務や経理などを担当する事務職員と、美術の専門的な仕事を担当する学芸員がいます。 事務職員になるには学芸員資格は必要ありません。 県や市の事務職員になるといろいろな部署を異動しますが、学芸員資格を持っていたり学生のときに美術を学んでいたりすると、美術館に配属されやすくなるかもしれませんね。 学芸員になるには学芸員資格が必要です。 学芸員は専門職ですので、美術館以外で働くことはあまりないと思いますが、自治体に複数の文化施設がある場合は異動の可能性もあります。 本庁の文化課などで働くこともあると思います。
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