国会について質問です 問１ 国会議員は単独でも所属する議院に法律案を提出することが できる。提出された法律案…

Question

国会について質問です

問１
国会議員は単独でも所属する議院に法律案を提出することが
できる。提出された法律案は、所属議院の常任委員会で出席
委員の3分の1以上の賛成が得られないときには、本会議で審議されないまま廃案となる。

問２
国務大臣の辞任を求める問責決議案は、通常の法律案と異なり、
衆参両議院の本会議で3分の2以上の賛成多数で可決された場合は、
両議院に設けられた懲罰委員会を経て行われる本会議による除名の
決議と同様に法的拘束力をもつ。

という問題で正しく直すとどうなりまか？

Answer 1

問１
正しく直すと「国会議員は所属する議院に法律案を提出することができるが、衆議院の場合は20人以上、参議院の場合は10人以上の賛成議員が必要である。また、予算を伴う法律案なら、衆議院50人、参議院で20人以上の賛成議員が必要である。」となります。

*国会法56条1項に規定があります。このままの数字で覚えておきましょう。

問２
正しく直すと「国務大臣の辞任を求める問責決議案は、一般には参議院の本会議で、通常の法案と同じ過半数の賛成で可決される。ただし、その決議案には法的拘束力はない。」となります。

*衆議院の委員会で、法的拘束力のない問責決議が採決された例はありますが、一般には、不信任決議の権限がない参議院が、閣僚、内閣の責任追及手段として議決します。