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行政書士の資格を目指し勉強していこうと思います。 一からの勉強なんですが、最初はここから勉強したほうが良いといった感じ…

行政書士の資格を目指し勉強していこうと思います。 一からの勉強なんですが、最初はここから勉強したほうが良いといった感じの おすすめの書籍等教えてもらえませんか?

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回答(1件)

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    これまで法律に接する機会が全く無く、一から勉強しようという場合、どこから手を付けて良いか判らずに「行政書士」とでかでかと書いてある本を頭から(つまり憲法とかその辺)見て目がチカチカしてしまう経験をしたことのある人が多いのではないかと思います。(^^; (ぶっちゃけ…私がそうでした…^^;) 行政書士試験では、主な出題分野としては、一般知識はちょっと横に置いておくとして、「行政法」「民法」「憲法」「会社法(with商法)」が主な戦場になってきます。そしてこれらは相互に関係し合っているので、「行政法だけ」「民法だけ」「憲法だけ」「会社法だけ」という学習では正答率をあまり望めないと思います。 また、法律の条文に「書いてない」ことがしれっと問題になるケースがあります。それは「判例」です。裁判所が「言ったこと」も法律と同じように扱われています。 問題集をちらっと見てみるとすぐに判りますが、多くの出題文には「○○法および判例の趣旨に照らして正しいもの(謝っているもの)はどれか」というような出題のされ方をしています。つまり、条文をばっちり暗記できたとしても、それだけでは不十分なのです。 もし、行政書士試験を突破するために時間はかけられないというのであれば、正直なところどこかの「資格スクール」に通った方が良いかも知れません。一方で、時間はいくらでもかけられる(合格を急いでいない)のであれば書店で売られている本だけで合格することは可能です。(私は資格スクールには通っていません。模試すら受けていません^^;) 今のあなたの知識量にもよると思いますが、最初はさしあたって記述の易しい本を手にしてみて、それをまずは通読。そして徐々に解説の細かい書籍に取り替えていく方法がまずは良いと思います。最初に手にする本は、図や表の多い物が良いです。場合によっては漫画で解説している本などもあったかと思いますが、一番最初はそういった本から入ってみるのも悪い方法ではないと思います。 どのような書籍を手にするにせよ、心がけておいた方が良いのは、 「木を見て森を見ず にならないように注意する」 「他の法律との関係 を必ず気に掛ける」 「その法律・条文が出来た 背景・理由・目的 を考えてみる」 というあたりでしょうか。 なお、これは個人的な感触になりますが、行政書士向けのテキストの多くは内容が不足していると感じています。 たとえば、行政書士向けのテキストで「民法」を学習したとして、それで行政書士試験対策としては【不十分】だと思っています。 ではどうするか?というと、「民法」「会社法」に関しては司法書士向けのテキストにトライしてみる価値はあると思います。 私がオススメしているのは、早稲田経営出版の「司法書士オートマシステム」シリーズの民法1~3と会社法・商業登記法1~2というテキストです。会社法のテキストには行政書士試験では範囲外となる商業登記法が入っているので、半分くらいは必要無いのですが…^^; なかなかの良書です。憲法も同じシリーズにありますが、憲法に関しては行政書士試験向けのテキストの方がいいかもしれません。特に憲法の後半部分「統治」に関する記述はこのテキストでは逆に不足しているかと思いました。前半部分の権利と義務まわりについてはこのテキストの解説は秀逸だと思います。 #ステマじゃないよ!! 行政法ですが、こちらは行政書士向けの「判例集」が売られています。テキストを通読すると共に、行政法の「判例集」を徹底してたたき込むべきだと思います。(まあ、民法もそうなんですがね…) もし、さらに掘り下げたいとなると、司法試験向けのテキストを紐解くことになると思いますが、司法試験向けのテキストは「学説」みたいな問題が沢山盛り込まれていて(行政書士試験には全部不要です…)、ちょっと深入りしすぎになるような気がしてなりませんが…。 憲法に関しては、行政書士試験向けのテキストで大体充足すると思います。 時折「学説」問題が登場しますが、こちらも重要なところはだいたいカバーされているような気がします。(先述の司法書士向けのテキストでも結構きちんと触れられています) この他、「基礎法学」という分野の問題が出題されます。これは正直なところ大学の法学部にでも行ってきちんと勉強しないと答えられないような問題をしれっと出題することもあるので、深入りせず捨ててしまっても良いように思ったりしています。 とはいえ、法律を紐解く上で必要な基本中の基本とも言える知識が含まれているので、表面だけさらっと舐めておけば良いかもしれません。 ========== 一般知識ですが、人によってはこちらは難物です。 大きく分けて、「社会科」教科に属する問題と「国語」教科に属する問題が大きな柱で、この他に「IT」とか「その他の法律」とかが出題されます。 社会科は近代史以降の政治の歴史、日本以外の国の国家機構や憲法の形、政治的な「思想」の問題とかが多い印象です。また、「時事問題」もそれなりの頻度で出題されます。「公民」というべき分野にあたるでしょうか。 国語は文章を読んで要約する型式の問題や、文章のならべかえをする問題とかが多いでしょうか。 この辺りの知識は一朝一夕には身につきません。特に国語の問題は文章の読解力を問われるので、日頃の読書量が物を言います。 新聞の社説欄やコラム欄を毎日読んで、それを短く要約するトレーニングをすると良いようです。私もやりましたが、なかなか良かったと思います。時事問題に対するトレーニングにもなりますし。 IT方面の問題は、基本的にはIT系の職業の方なら絶対に間違えないだろう…という程度の問題です。とはいえ、言い回しが「お役所向け」的なところがあるので、文章を読んでさっとイメージが湧かなくて困ることがあるかもしれません。(^^; よく言われることですが、全部正解しようとせず、「6割」を目指せば合格できます。まあ、安全率を見込んで7割とか8割とか目標でも構いませんが。 全部正解しようとするとどうしても効率が悪くなってしまいます。どうしても不得意な分野は捨てて、本当に得意な分野で点数を稼ぐというメリハリを付けた学習も良いでしょう。とはいえ、可能であれば「嫌いな分野」「不得意な分野」は作らないようにするのが理想です。 先は長いと思いますが、行政書士試験、がんばってください。

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