一般工場での刑務作業 ① 木工工場では主に家具やお盆などを作製し、全国矯正展(きょうせいてん)で販売されています。 ② 金属工場では主に一般企業からの受注を受けて金属部品などを研磨、旋盤機を使って作製し納品します。 経理工場での刑務作業 *経理工場とは刑務所内で必要とされる作業です。 ① 炊場(すいじょう)工場では受刑者が食べる食事を毎日作っています。 *調理師免許を持っている受刑者が優先的に配役(配属という意味)されますが、全くの素人の受刑者もいます。包丁を使う作業なので多くの受刑者の中から適正や性格を審査した上で配役させます。 ② 営繕(えいぜん)工場では、主に施設内の修繕作業をします。 ③ 中央計算工場(呼び方は施設によって違います)では、主に受刑者の労働時間を計算して作業報奨金(給料)の算出をします。 ④ 図書工場では、受刑者が購入した本や新聞を仕分けしたり、官本(かんぽん・刑務所に備えられた本)の管理、修復をしたり、各工場に配布する作業をします。 ⑤ 官炊(かんすい)工場では、刑務官の食事を作っています。 *この作業は刑務官の食事を作るという特殊な作業ですので、信頼のおける受刑者で、調理経験のある人が選ばれます。 ⑥ 内掃(ないそう)工場では、主に施設内の清掃をします。 ⑦ 外掃(がいそう)工場では、主に施設外の草刈りなど施設回りの清掃作業をします。 *鍵のかかった施設から外に出るわけですから、主に仮釈放間近の受刑者が選ばれます。 ⑧ 洗濯工場では、受刑者の衣類を洗濯したり、雑巾などを作製する作業をしています。 *施設によっては刑務官の衣類のクリーニングをしている所もあります。 経理工場が多いように思えるでしょうが、実際には一般工場の方が多く、受刑者のほとんどが一般工場で刑務作業をしています。 中規模の刑務所でも一般工場は、第一工場から第十二工場くらいまであって、一つの工場に50名余りの受刑者が作業に従事しています。 経理工場では、炊場工場が一番人数が多く、15名から20名(府中刑務所はもっと多いと思います)程の受刑者が作業に従事していますが、外掃工場では10名にも満たない人数になります。 ここでは大まかな刑務作業についてだけ書きましたが、この他にも全国の刑務所では縫製や独自の製品を作っている施設がたくさんあります。
色々職種は有るのでしょう。 良く解るのは家具の製作作業ですね。刑務所内での展示販売や特設会場 などで、更生者支援の展示即売などをやっています。
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