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手話表現について「~した(する)方が・・・」「~になったら」の表し方。

手話表現について「~した(する)方が・・・」「~になったら」の表し方。独学で手話を勉強して、2年になります。 ネット、辞書、TVなどを見て、単語などを調べたりしてますが、分からない表現があるので、教えてください。 会話などで、「注意した方が良い」、「こっちの方が良い」、「予約する方が良い」など、~した(する)方が・・の 表し方が分かりません。それから、 「上手になったら」、「来年になったら」の~になったら・・の表し方も合わせてお願いします。 ご存知の方がいましたら、ぜひお願いします。

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回答(1件)

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    【~した(する)ほうが…の表現】 ご質問では、下記の3文を同じ「が良い」の構文でまとめていらっしゃいますが、ろう者に分かる手話表現に訳すと、表現がまったく異なります。 例1:「注意した方が良い」の場合 手話表現: 〔あなた/夜道/気をつける/必要/あなた〕 日本語訳: 「夜道は注意した方が良いですよ」 例2:「こっちの方が良い」の場合 手話表現: 〔(右手で)こっち/(左手で)あっち/(考えているような間を置いて)/こっち/良い〕 ※〔良い〕よりは、〔魅力〕とか〔気にかかる(惹かれる)〕と表現するほうが、適している。 日本語訳: 「こっちとあっちだったら、こっちの方が良いなぁ」 例3:「予約する方が良い」の場合 手話表現: 〔あなた/歯科医院/行く?/あなた/(うなずき)/予約/申し込み(顎を突き出し命令表現)/あなた/治療/スムーズ〕 日本語訳: 「あなた、歯科医院へ行くの? だったら、予約しておきなさい。治療、待たなくて済むよ」 【条件節の表現の仕方】 「~なったら…」もそうですが、日本語で下記のような言い方をするものを【条件節】と言います。 A.「(もし)~ならば…」 B.「(もし)~でも…」 Aが〔順接の条件節〕であり、Bが〔逆接の条件節〕です。日本手話では、"顔の文法" の眉と顎と首の動きで、下記のように表現し分けます。 両節とも、まず〔眉上げ〕をしてから「~」の部分の手話表現を始め、 順接:節の終わりで顎を引く 逆接:節の終わりで顎を引いた後、軽く首を横に振る そして、顎や首を戻して、「…」の部分の手話表現を続けます。 ご質問の「上手になったら」や「来年になったら」は〔順接の条件節〕です。「なった」を納得する意味で、顎を戻した後に大きな〔うなずき〕を1回して、「…」の手話表現をすると良いでしょう。

    なるほど:3

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