海外ではパークレンジャー、日本では「自然保護官」と呼ばれる仕事があります。日本の場合は環境省の地方環境事務所に所属する国家公務員で、全国で300人程の人が従事しているそうです。 全国各地の国立公園等29箇所に勤務し、自然公園法に基づく国立公園の許認可や希少な野生生物の保護等を行っています。 自然保護官になるには、国家公務員試験(Ⅰ~Ⅲ種の農林関係職種)に合格し、環境省地方環境事務所に配属される必要があります。 但し、現在は国家公務員Ⅰ・Ⅱ種からしか配属されてないので、非常に狭き門となっており、どうしても自然保護に携わりたいのなら、レンジャーを補佐し、国立公園内のパトロール、調査、自然解説や地域のパークボランティアとの連絡調整などを行う「アクティブ・レンジャー」と言う仕事もあります。こちらは環境省の非常勤職員で、雇用期間は最長3年。各地方環境事務所単位で1~2名づつ募集を行っています。 米国で自然保護官にあたる「パークレンジャー」の場合は、州の職員として違法な狩猟行為を取り締まり、国立公園内で行われる犯罪に対する捜査権を持つ等、広範な業務をこなしています。 残念ながら日本の「自然保護官」はそこまでの権限が与えられておらず、業務内容もデスクワークが主体だそうです。(見直しが検討されているとの事ですが。) アクティブ・レンジャーの方がむしろ現場業務には携われるかもしれません。 世界で最もレベルの高い野生動物保護の仕事をこなしているのはアフリカの動物保護区で活躍する野生動物保護レンジャーだそうです。 動物たちの健康チェックや調査、監視、捕獲及び移入、頭数の管理に、観光客に対するガイド含む幅広い広報活動までこなしているそうです。 自然保護官(日本)の紹介ページ↓ http://www.env.go.jp/park/support/ranger.html
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