私はもともと薬剤師を目指していたのですが、高校に入って色んな人と出会い、 海外の仕事にも興味を持つようになりました。 …

Question

私はもともと薬剤師を目指していたのですが、高校に入って色んな人と出会い、
海外の仕事にも興味を持つようになりました。

なので色々調べてみて薬剤師として海外で働くこともできると知り、それが一番理想の形ということになりました。

ですが、薬剤師として働くには向こうの資格が必要になり、
高い語学力を身につけなければなりません。

大学は日本の大学の薬学部に入るつもりです(海外の大学はさすがに無理です)
薬学の知識はどの国もほとんど同じということなので、日本で薬学の知識を身につけ
それを海外の言葉？になおせばむこうの試験を合格することができるんでしょうか？

また、私は大学の仕組みをよく知らないのですが、薬学部にいながら
短期留学したり、外国語について学んだりできますか？

何も分からない状態で疑問に思ったことを質問しているので、
ありえないようなことを書いていたりするかもしれませんが、よろしくお願いしますm(_ _)m

Answer 1

某大学教員です。

＞薬学の知識はどの国もほとんど同じ
さすがにこれはないですね・・・。
やはりピンキリなので、知識のある人を比べると遜色ないと思いますが、平均的に考えると日本の薬剤師はとても世界には通用しません。まして、新卒などでは・・・。

＞それを海外の言葉？になおせばむこうの試験を合格することができるんでしょうか？
これも無理です。国によって流行する疾患や考え方、仕事内容なども変わってくるので、当然試験内容も違います。
アメリカではインターンも必要で、日本の薬剤師免許があっても、単に試験だけではアメリカの免許は取れません。

＞薬学部にいながら短期留学したり、外国語について学んだり
夏休みなどの長期休暇を利用して留学することは可能です。

Answer 2

留学などはもちろん可能ですが国家試験に受からない可能性は高くなります。
薬剤師をとっても海外では再度試験を受けないといけません。
結局どこでとってもそこでしか使えないと思ったほうがいいです。
語学力も当然ですが、教養もかなり長期間あったりランク付けのある国もあるので日本での薬剤師とは異次元だと思います。
単純にこちらでの試験に受かる能力があってもたとえばアメリカではほぼ受からないと思います。
そもそも、それが出来るなら希望の国に行って通ってとっていると思います。
仕方ないことですが早めに行ってしまうか、日本に留まるかが賢明かと思います。

Answer 3

語学留学は可能です。ただ、夏季休暇を利用しての短期がほとんどです。文系のような交換留学はほとんどないですよ。
就活に優位になるというような面は低いので、無理して頑張って行く人は珍しいです。
裕福な家の子が体験ということや大学入学祝いで行かせるのが目立ったりします。

海外での薬剤師ですが、
後進国ならまた違うと思いますが、欧米が対象ならかなりハードルが高いですよ。
語学力の問題もありますが、それ以上に薬剤師に求められるものが日本とは違うということを理解しないと。

でも、少しだけ希望がある話を書き添えます。
アメリカでも、ヨーロッパでも、少数ですが、薬剤師をしてる方が居ます。
彼らは、4年制時代でしたから、国家試験の受験資格すらありませんでした。
あちらは古くから6年制なのです。追加の講義を受ける為に大学入学したり、テクニシャンをしながら、その国の現場を知ってから目指したり、皆さん長くかかってます。
それから比べたら、遥かにハードルは下がってます。
じっくり取り組めば、可能ですよ。