解決済み
同じ医療職ですが、臨床検査技師と臨床工学技士は全く異なった職業です。 ①臨床検査技師 病院や検査センターなどで血液や尿などを調べる検体検査や心電図や超音波診断装置を使った生理検査を行います。病気の早期発見や診断に必要なデータを採取します。診断の根拠となるデータを提供しますので、正確な検査技術や知識が必要です。 ②臨床工学技士 病院で使用されている医療機器の操作や保守、点検を行います。人工呼吸器や人工透析装置などの生命維持管理装置を扱うので、直接患者の生命に関わる仕事です。その他にも内視鏡手術や心臓カテーテル検査の医師の補助、開胸手術の際に肺と心臓の代わりとなる人工心肺装置の運転を行ったりもします。医療機器のスペシャリスト。 ③臨床工学技士の給料 給料は病院や地域、勤務時間によって差があるので一概には言えません。国公立病院なら18万前後ですし、透析クリニックなら20~24万前後ぐらいです。「臨床工学技士 求人」と検索したらいろいろと給料が出てきます。臨床検査技師のほうはわかりません。 ④その他 ・臨床検査技師は女性が多く、臨床工学技士は男性が多い。 ・臨床検査技師は病院だけでなく、検査センターや保健所など就職場所が幅広い。 ・臨床工学技士は医学だけでなく、物理や工学系の勉強もする。 ・ニーズは臨床工学技士のほうが高い(比較的新しい職なので)。しかし、知名度が低い。 ・どちらとも国家資格なので、一般企業より就職、再就職がしやすい。 参考になれば…
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