解決済み
出版社ってそんなに儲からないものなのでしょうか? 秋田書店の読者プレゼント不正問題。 聞くところによると、ニンテンドーの3DSを架空の人物に当選したように見せかけて実際は送らなかったとか… ニンテンドーの3DSって今は¥15000円くらいで買えますよね? 天下の少年チャンピオンを出版している会社が出せない金額ではないと思うのですが… 出版社ってそんなに儲からないものなのでしょうか?
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儲からないみたいですよ。 出版した本が全部ベストセラーになるなら苦労しないのですが 実際は殆どが全く売れずに返品の山⇒絶版だそうですし。 最近は他の媒体などに押されたり、活字離れなどでますます 大変でしょう。 かなり前のことですが、地元限定の大学同窓会の席上で 講演を行った出版社勤務の先輩がこぼしておられましたもの。
今は大変だと思います。(現役テクニカルライター) というのも、出版ブーム時代、パソコン関係の書籍が飛ぶように売れた昭和50年代、本一冊の原稿料が買い取りで60万円ぐらい。で、現在は買い取りはまずありません。印税だけですので、1000円の本が2000部ぐらい売れればトントンの世界ですので、 作家の手元に入る印税は、書籍の値段の5%から15%(私は10%ぐらいなので税込20万円)程度です。残り180万円から編集者の給料、印刷代などを出したら、販売部数が万単位にならないと儲からないでしょう。少年少女向けの雑誌は単価もそうそう高くできませんので部数が出てもなかなかだと思います。今回の事件は当選者が一人から二人になったというせこいものですが、版界のある一面が出たものでしょうかねぇ。印税で飯が食えるのは一部の売れっ子ライターだけです。(関係ないか)
今回のニュースで「天下の」とか「大出版社」とか出て義憤に燃える方々の意見がありましたが、いったい彼らは秋田書店の本を買っているのかと、逆に苛つくんですよ。 勝手な思い込みですが、あのチャンピオンを出してる会社が潰れない事のほうが不思議なんですよ。 逆に今回のニュースは「そこまでの状況か」と同情に近い気持ちになりましたよ。 いや、他で稼いでいて雑誌なんか関係無いかもしれませんが。
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