「乗るならANA、働くならJAL」とよく耳にします。その理由をおしえてください。

Question

「乗るならANA、働くならJAL」とよく耳にします。その理由をおしえてください。

Answer 1

JALに比べてANAのCAは激務と聞きます。毎年の募集人数でも判ると思いますが、入社しても、1-3年内の離職者が多く、退職後JALや外資系に入社し直しされる方も少なく有りません。また今年のﾃﾞｰﾀ（新卒）によりますと、JAL.ANAﾀﾞﾌﾞﾙ合格者の 3分の2がJALに流れたとかで。いいとこ取りはJALでした。知り合いの娘さんもANAにお断りの連絡を入れた所、ANA側から「あなたもJALですか？」と言われたそうです。ANAに若いCAが多いと言うのも、そういった理由でﾍﾞﾃﾗﾝが育たないんだと思います。また国際線の充実しているJALが憧れなんだと思います。また乗られた際の諸々のｻｰﾋﾞｽに関しては、個人の好き嫌いがあるかも知れませんが、そんなに違いはないかと思いますよ。働くのにはJALがお勧めですね。

Answer 2

以前空港で警備していた者です。
「働くならJAL」というフレーズは、今初めて聞きましたが、「乗るならANA」と言うフレーズに対して、自分個人が思ったことを述べたいと思います。
最初に言っておきます。質問の半分しか答えられませんので、満足していただけたら幸いです。

まずJALとANA、どちらも大手で、接客態度は、やはりその他のサービス業とは違った、格式高いものがあります。
ホテル並に丁寧ですし、こちら側も嬉しくなります。
その中でも素人目から見ても、ANAの接客の方がレベルが上だなと、実際の現場で働いていると、ちょくちょく感じました。
なんとなく見ただけでも、ANAの接客に対する姿勢は、丁寧さ凄みを感じます。

具体例を挙げたいと思います。ここから長文です。
あの東北の大震災の時なんですが、あの地震の影響で、東京の方でも震度４を超える地震が起こり、成田も羽田も、飛行機を飛ばすことも、到着させることも、なかなか判断できるような状態ではありませんでした。
夕方６時を過ぎても、羽田・成田から良い知らせが来なかったことで、ANAは完全に見切り、割と早い段階で、その日の東京行き全便を欠航させました。
あの時は平日で、東京行きと言えば稼ぎ頭なのに対し、「18時は早いなぁ」とお客さんはぼやいていました。

比べてJALです。
JALはそのANAをキャンセルしたお客さんに当日券を売り、３つの便をめでたく満席にしました。
ですが、18:00発の便も、19:30発の便も21:00近くになっても、飛ばすことができず、その日の最終便のお客さんをちょろちょろ入れた時点で、やむなく欠航を決意しました。
つまり乗せたお客さんを全員戻したんです。
検査場はサラリーマンの怒号に包まれました。各々のクレームが声だかに響いたんです。

3便のお客様のキャンセルの手続きと、明日の便の席への取り次ぎは、深夜をまわっても終わることはありませんでした。
ANAは早く決断したため、乗るお客さん全員に飴を渡したり、10％offの割引券を渡したりと、普段より30分残業するのみにとどめました。

自分らの目先の利益をスパッと捨て、いつなりお客さんのことを考えてるANAの接客に、僕はいつでも凄みに感じます。
長くなってすいませんでした。
JALの方は、他の方にたくします。