管理栄養士として働くために、就職などについておしえてください。

Question

管理栄養士として働くために、就職などについておしえてください。病院などで、管理栄養士として働きたいと思っている大学２年生です。
今は、東京の大学で、卒業後の国家試験に向けて勉強してますが、
地元（群馬県）の病院などで、働きたいと思っています。
学校の勉強のほかにも、管理栄養士になるには何かやっておいたほうがいいことはありますか？

あと、管理栄養士として就職するとき、
就職活動ってどんなことをするのかよくわからなくて不安です。
それに、教員免許（栄養教諭など）も取得できるので、
せっかく大学を出るのだから、そちらもがんばりたいとおもっています。
しかし、企業の就職面接の時期と、教育実習の時期が重なるらしいのですが、
管理栄養士の場合も時期が重なってしまうのでしょうか?

就職活動自体がよくわからないし、どこでどうやって調べるのかもわからないので、
おしえてください。
おねがいします。

Answer 1

病院の管理栄養士の業務は入院患者の栄養指導や病院給食の栄養管理です。普通の給食ではなく病態によって個別的な対応を求められますのでこの分野の知識が必須となります。
栄養教諭は、学校の生徒に栄養学を教えるのですが、教員免許を取得していたら直ぐに採用されるのではなく、教育職員の採用試験に合格しなければ採用されません。教育実習は採用された後のカリキュラムになり、その期間は、毎日ではなく一ヶ月に１日か２日ほどで１年近くになります。
就職活動についてですが、あなたの学んでいる大学には求人がないのでしょうか？大学に各方面からの求人があって、大学で卒業予定者に対して照会があると思うのですが如何ですか？大学に就職斡旋のような担当部署はないのですか？廊下や掲示板に求人広告は掲示されていませんか？
なお、最近の食文化の乱れから国民の健康状態が悪化して、生活習慣病罹患率が高くなり、国の医療費負担が増大していますが、この負担を軽減する目的で、平成１７年７月に、食育基本法が公布されて、全国的に、特に小、中、高校生を対象にした多彩な事業が実施されるようになりましたが、これに加えて、平成２０年度からは特に、国民のメタボリックシンドロームを防止して生活習慣病を撲滅する目的で、健康診断で肥満傾向にあって、メタボリックシンドロームに関係する検査項目に異常がみられた人全てを対象にして医師、看護士、管理栄養士などがチームとなってそういう人達の健康をサポートする事業が始まろうとしています。これを、「栄養ケアマネージメント」と言いますが、将来あなたもそのチームの一員となって活躍できる機会があると思いますので申し添えます。