高級ブランド服の値段 お世話になります 高級ブランド服の値段はどの様に決まっているのでしょうか。 バー…

Question

高級ブランド服の値段

お世話になります
高級ブランド服の値段はどの様に決まっているのでしょうか。

バーバリー、カルバンクライン等を好んで所有していますが、
たとえばTシャツ。ユニクロ等と比べれば勿論生地は良いです。
しかし方や◯百円、方や◯万円です。
生地が良いと言ってもしれています。
（バーバリーでもニットの上着なんか、毛玉がかなりでてきます。）

これはメーカーの生産時のコストから来る値段なのでしょうか？
それともコスト少々ブランド力殆どの値段なのでしょうか？

生産時のコストの差などを知りたいです。

宜しくお願い致します。

補足

皆様、御回答有難う御座いました。

Answer 1

ユニクロと高級ブランドでは、そもそも同じ洋服でも、商品としてのカテゴリが異なります。

ユニクロは、洋服ではなく徹底的にコストをカットした大量生産の工業製品として捉えるべき。
かたや、高級ブランドは、ブランドとしてのこだわりを追及し、着用する人の気持ちに何らかのエモーションを与える迄に、商品開発に非常にコストを費やした、一つの作品です。
生地や素材に対するコストのかけ方もさることながら、職人の手が介在するアナログな高級ブランドに対し、ユニクロにはそれが無い。
工業品でたとえるなら、適当な大量生産のネジと熟練の職人が丁寧に仕上げる高級ネジの違いがあります。
シャツの色一つとっても、高級ブランドは、数百ある青の色合いからたった一つの青だけを、そのシーズンコンセプトのイメージに合致したものを選ぶ等、徹底したこだわりを見せます。チープなブランドは、そんなことはしませんし、価格面における顧客ニーズの違いから、行う必要すらありません。

ユニクロは、SPAという生産方式を取っており、生地の仕入れ、商品企画から生産、販売まで全てを自社一貫管理。徹底した超大量生産による、コスト削減を図っていることで有名なんですよ。
http://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/uniqlobusiness.html
同じくSPAを採用している企業は、数百の自社ブランドを抱えるワールドやコムサデモードで有名なファイブフォックスがありますが、
当然ながらブランドごとに、商品クオリティを変えており、販路も全然異なるので、ユニクロのような低原価率は有り得ません。一番近いのは、ファイブフォックスのコムサイズム。このブランドの商品レベルは、ユニクロ以下のレベルですし、コムサの冠をつけているだけの、超大量遺産、超低レベル商品を微妙に高値で売っています。SPAで原価率は超低いので、相当なぼろ儲けでしょう。

高級ブランドに関しては、生地代、デザイン開発コスト、一流の縫製工場維持費に加え、もちろん商品に付加価値としてブランドネーム料がアドオンされます。ただし、それはその店で買い物をする時の心地良さや、店員の応対、優越感等、形には表せない顧客満足もひっくるめての話ですので、それを無駄に高いと感じるか、妥当と感じるかは、個人差だと思います。
ちなみに、わかりやすい所でネクタイを例にすると、多くのブランドはネクタイは専業メーカーに生産を委託しています。
専業メーカーは専業メーカーで、自社オリジナルブランドを作っているので、一般的な話としてブランドに提供する商品と同じものがタグ違いで売られていることが多いです。
グッチを例にするなら、ドレイクスやフィオリオ（カネパ）が作っており、両社なら1万5000円位でアローズやビームスで買えます。ところが、グッチのロゴに変わった瞬間、2万円になります。その差5000円、これをどう捉えるのかというところです。スーツやコートなら更に価格差は5万～10万位変わってきますが、これをブランドとしての付加価値として捉えることが出来るか否かが、個人の価値観の違いかと思います。

ちなみに、ニットに毛玉ができるのは、安物、高級品、関係ないです。どんな高級品でも、使えば摩擦で毛玉はできますので、絶対に避けられません。逆に毛玉が出来ない方が糸に化繊の混合率が高いとか、天然繊維では無いとかで、安物の可能性大です。
また、バーバリー、CKあたりのTシャツ等は、高級ブランドの領域には無いです。リアルクローズですから、日常的なオシャレ着商品です。デザインと着心地の良さに重きを置いているに過ぎません。

Answer 2

素人なので推測ですが…。
近所に「韓国直輸入」を謳っている婦人服店があります。そこで、店員さんが「この服はプラダと同じ素材を使用している」と言っていました。その服の値段は6800円。プラダだったら、10倍の68000円以上でしょう。

韓国や中国では、ブランドバッグのスーパーコピーなるものが売られています。値段はやはり本物の10分の1。
素材はほとんど一緒で、素人には区別はつきません。中には、同じ工場で作られているものもあるとか…真実は謎ですけど。

ということは、ブランド名がつかなければ、純粋に品物のだけの価値は、実際の価格の10分の1程度のものであろうことは、容易に想像がつきます。
こんな解釈をしてみました。

補足します。
とは言っても、そんなことを考えたら、ブランド物の存在価値自体がなくなってしまいます。
私達は、商品そのものはもちろんですが、そのブランドそのものにお金を払っているのですから。
日本のバーバリーは、サンヨーコートが、ライセンスを取っていますが、サンヨーコートの他の製品も仕立てはいいですよね。やはり、それだけの価値はあるかと思います。

実際の商品価値…そんなものは、あってないようなものだと思わなければ、ブランド物など買えません。
ブランド含めての商品価値だと私は理解します。