栄養士は国家資格ではありません。 栄養士になるには、栄養士養成校の短大、専門学校、大学で指定単位を履修すれば誰でも取得できます。 管理栄養士は国家資格です。 管理栄養士になるには2つの方法があります。 ①栄養士養成校である短大、専門学校で栄養士資格を取得→実務経験を積む(栄養士として働く)→国家試験に合格する。。 ※国家試験合格率は10~20%程です。働きながらの勉強はかなりの根性が必要です。 (栄養士としての実務経験年数について) 栄養士養成校である2年制の短大、専門で栄養士免許取得→実務経験3年必要 栄養士養成校である3年制の短大、専門で栄養士免許取得→実務経験2年必要 栄養士養成校である4年制の大学、専門で栄養士免許取得→実務経験1年必要 ◆つまり、栄養士養成校入学後管理栄養士国家試験受験資格を得るためには、計5年かかることになります。 もう一つの方法は、 ②管理栄養士養成校である大学、専門学校で指定単位を習得し国家試験受験資格を得る→4年の3月に行われる国家試験に合格する。 ※国家試験合格率は約80%です。どこの大学でもきちんと勉強すれば合格できます。 ①も②の方法も、最終的に国家試験に合格しなければ、栄養士しか取得できません。 国家試験合格率の高さ、管理栄養士になるのにかかる年数等様々な面か考えて、管理栄養士を目指すなら②の管理栄養士養成校にしたほうが絶対いいです。 ちなみに、栄養士は上記①でも記載したように、栄養士養成校で指定単位を履修すれば誰でも取得できます。(2年制の養成校が最も最短で取得できます。) ですが、 ★栄養士の就職について。 実際は栄養士にはさせてもらえない、任せてもらえない業務があります。 例えば、栄養指導です。これは栄養士でもできますが、診療報酬の点数(収益にならない)+知識不足のため、実際栄養士では栄養指導はできまず、収益になる管理栄養士が行います。他にも栄養管理計画書(加算はとれませんが、栄養管理をする上で重要な事なので、現在もほとんどの病院や施設などで継続されています)や栄養マネジメント等栄養士ではできない管理栄養士ではできます。 昔とは違い、近年栄養士だけでは正規採用も減っている状態で、今から目指すなら最低でも管理栄養士でないとという傾向になっています。栄養士で正規採用してくれるのは委託給食会社と保育所(一部除く)くらいです。直営の病院、施設、行政なんかは、求人への応募資格として、管理栄養士(または管理栄養士国家試験受験資格取得見込み者)としているところがほとんどです。 上記でも書きましたが、特に診療報酬が関係してくるところは栄養士と管理栄養士なら、収益になる管理栄養士を雇用したいと思うのは当たり前のの事です。病院等も経営がありますから。 行政でも、栄養士を募集するところは減りました。以前ある自治体が5名栄養士を募集しましたが、応募者は300名もいました。また、行政なら、管理栄養士でも応募してくるでしょうし、そうなれば、行政で多くされる専門試験(国家試験レベル)は栄養士では不利なので難しいです。 栄養士は管理栄養士の求人に応募できませんが、管理栄養士は栄養士の求人にも応募できます。 管理栄養士の就職先は直営の病院、施設、学校、保健所、保健センターなどの行政、企業、委託給食会社、保育所、スポーツ栄養士、在宅訪問管理栄養士、自衛隊などです。 栄養士はほぼ委託給食会社です。次いで、保育所です。
管理栄養士は国家資格。国家試験を受けて合格しないとなれません。 栄養士は大学の栄養学科や食物科等の所定のコースを履修して卒業すれば 付与されます。
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