解決済み
spっていうのでしょうか、阿部首相などのバックで警備(?)している方が数名、政治家の方の周りにいます。片方だけイヤホンをしている。その方たちはいわゆるボディーガードしてるのですよね?なので、どうしていつもスーツ姿でしかもあまりマッチョな体つきではないような気がするのですが。。あの方たちは特別な資格が必要な職なのですか?どういう方があのような職につけるのですか?空手何段とか。探偵ではないですよね。 警察のかたでしょうか? 全く見当が付きませんが、民間職になるのですか。
619閲覧
警備会社ボディーガードです。 最初に身辺警護についてご説明します。 身辺警護(クロース・プロテクション)とはよく、闘う事が仕事のように思われますが、実際はアドヴァンス(先着)とプロテクション(同行)を伴い、警護対象者の行く空間を安全化することを言います アドヴァンスとは、警護対象者の行く場所に先回りして安全を確保します。 プロテクションは、文字通り警護対象者の側近にて警護を行います。 私は分かりやすいようにボディーガードと書きましたが、アドヴァンスのないものは警護とは呼べずにボディーガード(用心棒)であると言えます。 身辺警護には大きく分けてSP等の公務員、4号警備で公安委員会から認定を受けた警備・探偵会社や個人、企業による直接雇用(営利目的ではなく、あくまで自社のみ)の3種類あります。 政治家の方には、法律に基づきSPが警護に就きます。 SPとはセキュリティー・ポリスの略であり、警視庁警備部警護課の警察官です。 私はSP出身ではないので、詳しくは分かりませんが武道格闘技に関しては、柔道若しくは剣道3段以上であるそうです。 民間に関しては態勢、装備、権限が脆弱であるため、どうしても武道格闘技でチャンピオンクラスである能力が求められます。 ボディーガード=マッチョにサングラスというイメージが定着しております。 恐らくはアメリカ大統領を警護するシークレットサービスやハリウッドスターのボディーガードが連想されるからと思いますが、実際の身辺警護において警護員が目立ち過ぎる事は、一部の状況を除いて良くありせん。 武道格闘技の観点からも、マッチョ=強いかといえば、そうでもありません。 SP等の警護員がスーツを着用する理由は、ハイプロファイル・プロテクションと呼ばれる警護員をアピールする事により、抑止力を高める警護スタイルを採っているからです。 この場合、拳銃や警棒等の装備品をすぐに取り出せるように前ボタンは開けておきます。 反対にロープロファイル・プロテクションでは、目立たないように周りの環境に合う服装をするため、一見して警護員とは分かりません。 警護員のスキルに関しては、官民で若干の違いがあるものの、一般常識、ビジネスマナー、社交性、礼節、護身格闘術、救急法、法律知識、ドライビングテクニック、爆発物探知法等や、何事にも動じない冷静さ、セオリー通りに行かなくてもパニックにならず、瞬時にアドリブの利く臨機応変な能力等が要求されます。 参考になれば幸いです。
< 質問に関する求人 >
探偵(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る