会社、事務所

Question

会社、事務所会計関連の職を探している者です。
２０歳未経験で知識も簿記３級（２級勉強中）
会社の経理か会計税理士事務所での
メリット、デメリット教えていただけませんか？
今は未経験でもOKなところを
どちらにも絞らず探しています。

Answer 1

◎中小規模の企業経理ならば
経理以外に総務、庶務的なこともします。
経理としては仕訳して、試算表を作成し銀行振込する位。
後は税理士先生から指摘があったことを修正・決算整理する。
総務としては給与計算、年末調整などもしますね。
人が少ないので年数が経てば年次決算、資金繰り、
法人税申告書作成なども任せてもらえるかもしれません。
中小企業はどこも苦しいので資金繰りが一番重要です。

◎大規模の企業経理ならば
日常の仕訳、売掛金・買掛金管理、原価計算（製造業なら）、
棚卸、資金繰り、月次決算、年次決算、法人税・消費税中間
・確定申告、固定資産・償却資産税の申告など。
ローテーションで完全分業でやるところが多いと思います。
どの仕事も量が多いので会社の一部しか見えてこないかも。
課長クラスになれば、全体を見て決算、申告を行えると思います。
上場していれば有価証券報告書作成しますし、子会社があれば連結決算もします。
また、当然税効果会計、減損会計、退職給付会計なども行います。
会計監査対応もあるのである程度専門的な会計、税務の知識が求められます。

◎会計事務所ならば
普通の法人、個人の申告代行をメインにしている事務所の場合。
複数の企業、個人を最初から最後まで一人で担当できる、これが企業とは大きく異なる。
業務は月次試算表作成、経営分析、経理指導、元帳作成、年次決算、法人税・
消費税・所得税の申告、固定資産税・償却資産税の申告、年末調整など。
会計事務所でしか扱っていない会計システムもありますよ。

税理士を目指すなら先生がおる、会計事務所で勤務するのが一番良いです。
給与だけで考えるなら大企業の経理が一番安定してますね。
最新の会計処理も求められますし面白いかもしれません。
本人が何を目指すかではないでしょうか？？