解決済み
私は将来世界銀行で貧困削減スペシャリストになりたいです。そこで幾つか質問があります。 1大学は最低どの位のレベルがいいのでしょいか。具体的な大学名がいいです。 2初任給どのくらいですか。 3国際公務員のように不安定な職業ですか。 4本当に貧困削減で難民の人々を助けられますか。 5留学するならアメリカですかイギリスですか。
289閲覧
1、大学の名前、レベルは問題ではないですね。完全実力主義です。レベルよりも専門が身につけられる大学や元世銀職員の教授がいる大学に行くのがいいかと。元世銀職員ならインターン(院生のみ)の斡旋ができると思います。 そんなわけで大学名は出ませんが、国際関係学、開発経済学、開発社会学、環境学などがある大学ならばスペシャリストに近いかな。政治学で「人間の安全保障」でもいいし、経済学で金融政策や途上国経済を学んでも、はたまた農学部や工学部で実際の開発に役立つ知識と技能を身に付けるのも悪くない。 2、知りません。 3、期限付き契約という意味では不安定と言えそうです。契約更新には成果が必要なので能力次第。遣り甲斐があればそれでいいですよね。転職する時に一応キャリアにもなります。安定を求める人は国際機関を選択しないです。 4、難民問題は世銀の主な取り組みではないので難民にどの程度コミットできるのかはわかりませんが、貧困のみが原因で難民になった人は助けられます。難民に興味があればUNHCRの方が直接的です。難民の多くは政治的理由なので。 世銀の良いところは権限が大きいところです。国連機関は政治の世界なので国家が拒否すれば手出しができないのに対して、世銀が支援する国は世銀に対して借金している状態ですし、(残念ながら)支援をお願いしている形なので職員の理想を形にしやすい。担当職員が一人で担当国に乗り込んで大臣や大統領を呼び出せるのは世銀くらいではないかな。仕事が途上国の開発なのでIMFのように先進国の利害も気にせず働けます。そのかわり少ない予算で成果を出す必要があるのも事実です。 5、留学するならアメリカのワシントンDCがいいのでは。院生ならインターンもできますし、職員に知り合いができれば建物の中も見学させてもらえますし。 と言っても、これまたどこがいいかというのは道次第です。アフリカに関してはフランスの研究が強いですし、英国連邦国ならイギリスの研究が強い。専門を深めることができるところに留学するのが一番ですよ。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る