解決済み
できれば、管理栄養士の方に質問です。 ・管理栄養士のお仕事の内容 ・管理栄養士になろうと思った理由 を教えて下さい。
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管理栄養士でも、職場によって業務内容は異なります。 また、病院規模、管理栄養士(以降「管栄」と略)の人数、病院の方針で全然管栄が介入できる範囲が変わってきます。(施設、保育園等でも同じ事) 私も病院勤務の管栄です。給食業務は委託です。 当院は中規模病院で、管栄は全部で6名(うち5名は直営、1名は委託)。 実際の食札管理、献立作成、発注、調理補助等の給食管理は委託の栄養士が行っています。近年、病院も委託化が進んでいます。ちなみに、委託給食会社とは病院や福祉施設から委託され、栄養士を派遣する会社です。委託の栄養士は身分は会社に属しながら病院や福祉施設で主にフードサービス関連の仕事をします。 病院で働く管栄と言っても委託給食会社の管理栄養士は基本調理、献立作成がメインです。 当院では、言わいる栄養指導業務等給食管理以外の業務をするのは、直営の管栄(直接病院側に採用)です。 業務名だけだとどんな業務か想像つかないと思うので、書いておきます。 実際の業務は、 入院と外来の患者さんの個人・集団栄養指導、入院患者に適切な食事(食事内容や形態、量)が提供しているかカルテから身体計測結果、検査値、薬等の情報を読み取り確認して不適切であれば変更してもらう事をやってます。複雑な患者の場合は医師にも確認とります。これをやりながら栄養管理計画書と言って1人1人の栄養目標・入院中の栄養管理計画を立てます。退院時にも栄養評価しますし、長期入院者、重症な病態の人は病態に応じて定期的に栄養評価を行い、食事内容に変更が必要であれば、医師や看護師に相談して変更したり、食事でフォローできる事はします。 他にも入院患者の病棟訪問やNST(チーム医療)会議や病棟毎や心リハのカンファレンス等も参加していますし、医師からの食事の質問や相談にも応じてます。他にも、給食管理は委託はしてますが、責任は直営側の管栄にあるので、献立の見直しや経理関係業務等そっちの仕事もあります。他にも実習生指導、特定保健指導業務等まだまだあります。 私は、新卒で現病院に入職→一ヶ月だけ厨房で全食事内容、流れを暗記→栄養管理計画書作成しながらカルテを読めるようにして、個人と集団の栄養指導。ここまでで半年。後は、3名でいくつかの科毎に担当し栄養指導、献立の見直し等も含めサイクル。 1名は長なので給食関連業務、院内関係業務、長の業務を行い、1名はNST専従なので毎日NST業務。 なので、当院では栄養指導:調理:デスクワーク=4:0:6です。調理は委託がしますし、厨房にも栄養剤等取りに行く時くらいしか入りません直営の管栄は、時々献立の見直しはしますが、普段の献立作成、発注、食札管理等の給食業務は委託側がしています。 先の回答者さんも病院勤務ですが、給食業務への関わりが少し違います。 冒頭でも記載したように、規模、方針、管栄人数によって異なります。 同じ病院でも職場が違えば、最初の厨房業務が私は一ヶ月でしたが、1年、3年厨房業務というところもあります。周りの話を聞くと、1年厨房業務っというところが多いです。 私は厨房にいる期間が短いですが、調理技術は自宅で磨いていますし、給食業務の問い合わせも対応できます。例え期間が短くても、自己でフォローできると事も多いと思います。 また、NSTを積極的にやりたくても、管理栄養士の人数が少なければ、栄養指導や計画書作成、給食業務等一般業務で手一杯です。委託化されてなければ更に業務範囲も限られます。 職場が 施設の場合は、給食業務+栄養マネジメント(利用者さんの栄養管理)が主になります。 学校で栄養教諭の場合は、給食業務+食育活動になります。栄養教諭の場合は、栄養士または管栄免許+栄養教諭免許が必要です。 行政の場合は、保健所と保険センターがあるのですが、業務内容も違います。(同じ機関でも部署が変われば業務内容も異なります。) 各々業務内容書くと長くて入らないので、調べてください。 他にも企業、事業所、自衛隊等の職場もあります。 >管理栄養士になろうと思った理由。 食べる事が好き、料理番組(調理過程を見るのが好き)だからです。なので、食に関わる就職に役立つ仕事を探していたところ管栄を見つけました。食や栄養と同じくらい、人体の構造等医学的事にも興味があったので、調理師ではなく管栄を目指しました。 先の方が書いているので私も 病院を就職先に選んだ理由。 医学的な事が好き、病院勤務(白衣)に憧れていて、栄養指導がしたかったので、高校生の頃から病院を希望していました。 かなり単純な理由で目指しましたが、大学生活も楽しかったですし、社会人になってからも「管栄になって良かった」と思っています。 何より重要なのは、食に興味があるって事だと思います。興味がないと授業もつまらないですし、仕事も続きません。
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慢性期病院勤務の直営側管理栄養士です。 当院は献立作成・発注・食数管理・在庫管理・経理関係業務と特別食調理を直営で行い、その他の給食管理業務(下処理、一般食調理、盛り付け、食器洗浄等)は外部業者に委託しています。 なので、直営側管理栄養士は 【給食管理業務】 ・食数管理 ・献立作成 ・契約、発注、請求等(経理関係) ・在庫管理 【栄養管理業務】 ・栄養管理計画書作成 ・栄養指導 ・各種チーム医療(NST、嚥下チーム、カンファレンス等)への参画 といった業務を行っています。 直営側にも調理師さんがおり、こちらは治療食や特別メニュー、糖尿病教室の試食会等で提供する料理など 高度かつ特殊な技術を必要とする調理業務を行います。 最近は給食管理業務を全面的に外部委託する施設も増えており、私自身そういった病院での勤務経験もあります。私の勤務する系列の病院は転勤があり病院の性質も急性期から慢性期、業務形態も完全直営、全面委託、一部委託と様々です。 ちなみに献立や食数管理を直営側で行う最大のメリットは「患者様の情報をダイレクトに得られる・また、それをすぐ献立に反映させることができる」ことかと思います。 <管理栄養士になろうと思った理由> 高校は家庭科学科に在籍しており、食物関連の科目が最も得意だったので、得意な分野を伸ばそうと考える→どうせ勉強するなら手に職を… <職域として病院を選んだ理由> 短大卒、一時期会社員をした時期もあった。俗に言うペーパー栄養士。将来的に栄養士で食べていくなら実務+管理栄養士要取得。当時たまたま病院直営側栄養士(臨時職員)募集あり →どうせなら最も厳しい職域で修行した方が力がつくかと思ったが、ほぼ栄養士経験はゼロ。半ば駄目元と思いつつ応募するも まさかの合格。 <管理栄養士取得後> 当時は臨時職員。 経済面を考えると再就職したいけど、転職活動も面倒。今のところでも環境的には十分恵まれてるし…。 →そうだ、今の勤務先で正職員になろう ちょうど募集かかってるし。20代のうちは色々経験した方がいい。 という感じですね。 病院はとにかく忙しいです。そして流れも早いです。今はそれなりの経験を積んだこともあり、転職して落ち着きたい気持ちもあったりします…。
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