まず簡単に違いを言うと 1.精神科医も医師なので国家資格。 2.臨床心理士は民間の資格。 つまり 精神科医で臨床心理士を取得している人もいますが基本的には医療行為は 医師しか行う事が出来ず病名の診断、診察、および薬の処方、 入院の判断などが精神科医が行う事ができて 国民健康保険が適用されます。 それに対し 臨床心理士は医師ではないのでカウンセリングはできますが前述の様な 医療行為はできず保険が適用されないので基本的には 全額を支払う必要があります。 さらに詳しく言うと 精神科医・・・ 医師免許取得者で大学の医学部を卒業して所定の経歴を経て 国家試験に合格した人が精神科で医師として働いています。 要は 資格は医師で職場は精神科という事ですね。 逆に 臨床心理士・・・ 大学もしくは指定された大学院を卒業後に一定の業務経験を経て 財団法人日本臨床心理士資格認定協会の試験を受けて認定される資格です。 仕事上では 精神科医は主として精神疾患(統合失調症、うつ病、双極性障害、 いわゆる躁鬱病、摂食障害やその他の神経症)などの治療をして お話を聞く事も大切で同時に投薬治療や入院加療などに 関わっていきます。 臨床心理士は医者の様に「病気の診断」をするのではなく治療上で必要だったり 例えば学校などで(学校心理士など)で必要だったりとされる 「心理上の困り事を抱えた人」に対して心理の専門家として 支援をします。 言い換えれば ソーシャルワーカーの様なものであり病気の治療ではなく精神的に支えや 精神的自立を促す様な働きかけを行うのが仕事です。 ※その一つがカウンセリングということになります。 それから 進学という観点では医師になるには大学の医学部の完全理系で高難易度で 臨床心理士になるには医師に比べると格段に難易度は低くなります。 ちなみに どちらかで迷っていらっしゃるのであれば精神科医をお薦めします。 と言うのは 医師免許を取って精神科に2年間勤務すると臨床心理士の受験資格が得られ その反対はまずあり得ません。
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精神科医は「医師」で、臨床心理士は「相談員」です。 精神科医は「医師」なので、病気の治療が仕事です。 肺炎や高血圧等の治療も行いますし、 脳の病気、代謝性疾患(糖尿病等)、癌… それらの病気に従って起こされる精神症状すべての治療も行っています。 また重篤な精神疾患。 精神運動興奮状態(覚せい剤中毒等)の患者に対して、強制加療を行う権限も持ちます。 これに対し心理士は、あくまでも民間資格の素人相談員。 簡単な悩み相談に乗り、愚痴を聞くらいの立ち位置です。
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