愛犬飼育管理士 と 愛玩動物飼養管理士

Question

愛犬飼育管理士 と 愛玩動物飼養管理士愛犬飼育管理士 と 愛玩動物飼養管理士 の試験を検討しています。
しかしイマイチ重要性が分かりません。
とても大きな資格だという事は理解出来るのですが、持っていてどこまでの意味があるのでしょうか。
この２点の資格の違いは何なのでしょうか。
両方取る方が良いのか、どちらかで良いのか…。
詳しく教えて頂けないでしょうか。

宜しくお願い致します。

Answer 1

なにをやりたくて、この資格をお取りになりたいのでしょうか？
ペット関連の会社を起業したいのでしょうか。
ペット関連のお店の店員さんとして働きたいのでしょうか。

犬や猫に種付けをするブリーダーとか、ペットショップの経営者や店長、ペットホテルやペットサロンの経営者など、「動物取扱業」の経営をするにあたっては、その事業所（店舗）ごとに「動物取扱責任者」を１名以上、配置しなくてはならない…
という法律があります。

その「動物取扱責任者」になるには、
１ ：半年以上の実務経験
２ ：所定の学校の卒業
３ ：所定の資格等の取得
のどれかが、必要です。

ペットショップなどでの実務経験がなく、動物関係の専門学校を卒業していない人が「動物取扱責任者」になるためには、新たに資格を取らなければならないわけです。

その資格のひとつが、「愛玩動物飼養管理士」であったり「愛犬飼育管理士」であったり。

たとえば、
ペットショップの店員さんとして働くには資格はいりませんが、ゆくゆくは店長になりたいと思うなら、とっておいて損はないかもしれません。
（ただの店員さんとして働くにしてもも、資格があったほうが採用されやすいかも知れませんけどね）

つまり、ペット関連事業の経営側の人間になるつもりがなければ、あまり役に立たない資格、ということです。

「愛犬～」と「愛玩～」の違いは…

「愛犬～」
ジャパンケンネルクラブが発行する資格なので、「犬」に関する知識のみ。
１日の講習で、その日のうちに試験を受ける。
都道府県によっては「動物取扱責任者」の資格要件にならない場合があるかもしれないので、注意が必要。

「愛玩～」
犬、猫、うさぎ、小鳥、爬虫類などペット全般の知識が対象。
専用の教材で１０ヶ月ほど自宅学習。講習会１回、通信添削１回。
１２月に指定された会場で試験を受ける。