酪農系への転職について

Question

酪農系への転職について求職中の34歳・男です。転職先の候補として法人化している酪農家や酪農ヘルパーの正社員として働くことを考えています。
実際働いている人や、過去に働いていた人に仕事内容や待遇等のことをお聞きしたいです。

自分のスペックは私立大卒・前職は物流倉庫での肉体労働でした。8年ほど勤めました。
持っている資格は、中型自動車（8t限定）、大型特殊、フォークリフト、です。
出身がかなり田舎で酪農が盛んな地域だったため、幼少の頃から牛舎のニオイは嗅ぎ慣れてます。

よろしくお願いします。

Answer 1

北海道からです。

酪農業への就職パターンとしては下記になります。
①搾乳のみ（パートが主） 月給１３万程度
②搾乳＋飼養管理＋分娩管理の牛舎内作業（正職） 月給１８万程度
③②＋牧草収穫（トラクター、重機運転）＋その他全般（正職）
月給２５万程度＋能力給

食肉牛飼養業
①牛舎全般業 月給１３万程度
②牛舎全般業＋牧草収穫＋飼養管理その他全般 月給２５万程度

※安い労働力としてフィリピン、中国の方が多く就労しておりますので
労賃と力量を比較されやすく大きい法人農家はその傾向にありますので
仕事はしずらいと思います。

※質問者様の資格取得内容は酪農家で必要な資格として
十分なので重宝されます。

酪農家の主な仕事内容
手作業＝
牛床の清掃、ベットメイク（敷料配布）、種付け、ミルカーの清掃、洗濯、

一部酪農家で現在機械化されている作業＝
除糞、搾乳、給餌、発情管理、分娩管理、乳質管理、餌寄せ

トラクター作業
肥料散布、堆肥散布、尿散布、草刈、テッティング、集草、収穫
畑維持管理 その他

現在の酪農は労働力軽減の為海外の輸入機械を
導入し機械化を進めているところと
昔ながらの手作業をとしているところと
かなりの差が発生しておりますので
就職する牧場によっては作業内容に大きな
格差があることは覚悟して下さい。
今後独立（新規就農）を考えているのであれば
希望就労地の農協へ問い合わせして良く内容を
確認して下さい。
単純な就職でも農協からの紹介を受けると住み込み（住所付き）
の条件の良いところを紹介してくれると思います。

※搾乳もロボットで・・・ 発情も機械で・・・
繁殖はパソコンで・・・ と近年酪農界もめまぐるしく
進化しております。

ヘルパー業も朝早く出勤し、日中は比較的自由であっても
時間に制限され労賃も１５万程度と安く長く務める人は
少ないのが現状です。
今では労賃稼ぎで夏場であればヘルパー業とは別に
牧草収穫のアルバイトをしたり、ヘルパーの業務内でも
日中のトラクター作業を請け負う地域もあります。

Answer 2

月給25 万円ボーナス、福利厚生なしが業界の下限と考えて
ください。それを割るようなら、他を探しましょう。
あとはそれをベースにあなたの能力を勘案して、プラス
数万円が相場と思われます。

あと、臭いに慣れているかどうかなんて、全く無意味です。
田舎には仕事にあぶれる人はたくさんいます。今でこそ、
震災復旧で重機オペレーターは引くてあまたですから、
地域差が極端にありますから、場所によりますけどね。