将来の夢について。(高1、男です) 私は将来医療系の仕事に従事したいと思っています。 今は薬剤師という夢を持っていま…

Question

将来の夢について。(高1、男です)
私は将来医療系の仕事に従事したいと思っています。
今は薬剤師という夢を持っています。
しかし最近になって人の悩みを聞いてそれを少しでも解消する仕事心理療法士、カウンセラーなどにも興味を持ち始めました。
しかし、薬剤師になりたいという夢も捨てれないのです。

なぜなら、薬剤師はもともと小学生のころからの夢でもあり
薬によって楽になるとか、新しい生活ができるとかなどの
人に喜んでもらえて、達成感のある仕事をしたいという思いがあるからです。

そして心理療法士、カウンセラーは
私自身精神を病みかけたこともありましたし
私の周りの人も子供から大人まで悩みを持つ方が多くおり
何とか手を差し伸べる事
話を聞くだけでなく
それに対する処置も出来る仕事をしたいという思いが芽生えてきたからです。

自分の思いを書き綴っただけになりましたが
質問したいことは
・両方の資格を取る事が現実的にできるのか。
・実際に薬剤師か心理療法士、カウンセラーの方の仕事のやりがいなどを聞き参考にしたい。
ということです。

長文の質問になりましたが
勿論、最終的には自分で決めなければならないのは分かっています。
しかしどうするべきか非常に迷っております。

ですので
薬剤師、心理療法士、カウンセラーなどの精神面の不安を解消するお仕事をされている方に
ご師事をお願いしたいです。

Answer 1

大学をひとつしか出ないなら、両方の資格は取れません。薬剤師は薬学部を出て国試に受からなければなれませんし、カウンセラー・臨床心理士はその資格がとれるだけの専門の単位数を大学で取らなければいけません。薬学部と心理師の単位はかぶってませんので、両方欲しいなら大学を２回でなければなりません。

薬剤師の仕事は、別に感謝とかはされませんね…。毎日毎日、同じ作業、それが医療行為ってだけで、ただの[作業]です。
医師の処方箋に従って薬を出し、患者様に多少の説明をするだけ(３分もかかるかどうかの短時間)。←感謝されるポイント、ありますか???
薬剤師の仕事してても、自分じゃなくてもできる仕事だよなぁ、って思ってました。
病院も、薬剤師は医療チームの中では全然重要度低いって聞きます。一応薬剤師の席もあるってくらいで。あまり夢は持たない方がいいです。大志を持っていると現状を知った時に落胆してしまいますよ。

カウンセラーについては詳しくありませんが、精神科のある病院勤めの友人が居るので、少しだけ。別に精神病ではないのに話の通じないような、性格がねじ曲がった人なんかもカウンセリングにわんさか来るそうです。基本的にみんな病んでますから、そうゆう人とばかり仕事するのはしんどいですよ。いちいち熱をこめて仕事をしてたら、あなたの心が持たないんじゃないかなと心配です。

もちろん、カウンセラーによって未来が切り開かれるような経験をして、真っ直ぐ立ち直る方も居るでしょう。そんな方ばかりなら、すごくやりがいあるんだろうなと思いますが…。青少年外来カウンセリングとかスクールカウンセラーとかなら、あなたの希望にぴったりかもしれませんね。

仕事は仕事と割り切って、休日にボランティアで人を支えるとかは、どうでしょうか?薬剤師なら日曜日プラス平日１日休みって所も多いですし、資格があれば医療ボランティアができますよ。そうゆう薬剤師免許の活かし方は、やりがいあるし感謝もされると思います。カウンセラーの方のボランティアもよく見掛けますね。

ボランティアでなくても、在宅で治療している方の家を訪問して、薬の相談にのるシステムのある医療機関などもあります。これは薬局実習の時に同行させて頂きましたが、やりがいのある医療行為だと思いました。実施している薬局や病院は少ない方だと思いますが、探せばわりとあります。在宅はご老人が多いですので、必然的に今まで関わっていた方が亡くなる経験は増えてしまいますが…。医療行為をする上でそれは避けられない経験ですので、悲しいことですが仕方ないです。

もし、痴呆の入った偏屈なご老人は範疇外、愚痴をこぼすためだけに保険証を使って精神科に来るような変なおばちゃんも範疇外、というなら、薬剤師もカウンセラーも微妙だと思います。患者様はみな平等なんですが、偏屈な老人や変なおばちゃんはたくさん居て毎日どなたかは来ますよ。体や心が病んだ人が相手の仕事は、正直に言って、関われば関わるほど疲れます。仕事だからって割り切らないと、やってられませんよ。

理想を大きく持ち過ぎて、自分を追い詰めないで下さいね。打ち込めれば人に感謝されなくてもやりがいってありますよ。ぜひ広い視野で将来を考えてみて下さい。

Answer 2

薬剤師は患者に感謝される事は少ないです。
あくまでも患者を診て処方するのは医師だし、患者と触れ合う時間は看護士の方が長い。
調剤薬局での薬剤師は医療職としての認知度は低く、
この知恵袋でも薬剤師は薬だけ出していれば良いといった論調が多いですね。
実際に、現場でも処方箋を見て、患者との会話の中で、
医師の処方間違いが無いかを見つけるのが主な仕事になりますので、
患者から感謝される事はほとんど無いですよ。

ドラッグストアではお客さんの症状を聞いて、
薬を選択する事ができるので直接感謝される事は多いですが、
本部指示による推売品を売らざるを得ないというジレンマもあります。

病院なら薬剤師もチーム医療の一員として治療計画に参加したりすることもあるようですので、
患者さんからの感謝をやりがいと思うなら、病院への就職が一番良いでしょう。

しかし、医療の中心は医師です。
感謝されるのも直接患者と触れ合う時間の長い、
看護師や理学療法士の方がはるかに多いですよ。

心理療法士は活躍できる場所が限られるでしょう。
両方の資格を必要に思う理由が分かりませんが、
心理療法士として就職するなら薬剤師の資格は生かせませんし、
給料も安くなります。
薬剤師として就職するなら心理療法士の仕事をすることはありません。

現実問題として心理療法士は自分で開業するしか収入を得る方法がないでしょう。
募集が極端に少ないですから。
臨床心理士なら病院等で募集はありますが、これも競争率が高いです。

どうしてもそういう人を助けたいなら、
医師や看護師が一番患者さんに近いところで仕事が出来ますよ。